メモ帳24

雑記2

(99.5.19.)

1999.6.4.(金曜日)

International Student Centerにて、毎週金曜日恒例のカフェに、久方ぶりに出かけてみる。ある中国人と経済や政治について、いろいろ話をしてみる。中国は経済的には以前よりもずっと開放されてきたらしいが、それでも、中国政府は政治や軍事活動ばかりに時間やお金を費やしてきたため、健康な経済活動ができない、と嘆いていた。民衆に、もっと自由な経済活動の場を与えろ、ということらしい。軍事にせいをだし、いざ戦争となったときも、結局被害を被るのは一般大衆であって、政治家は全く傷つかない、とも語った。全くその通り。すでに裕福な国家はともかく、これから先進国の仲間入りをしようという中国が、軍事にお金を費やすことはしてほしくない、というのが彼の願いのようだ。日本については、やはり戦後の経済復興について強い関心をもち、中国もそのようにあるべきだ、ということを言っていた。政治家はともかく、民衆は平和を求めている、と。先日のアメリカ大使館における抗議については、政治家が民衆をあのように利用したことについて、憤りを感じていた。

それにしても、中国の政治は、ほとんど家族集団のように強固だそうで、一般の人が口出しできるような体制にはなっていないとのこと。なるほど。そして中国や北朝鮮のように、多様な意見が受け入れられない社会では「何が善で何が悪か」という判断はできない、と言っていた。日本も戦中はそうだったんでしょうねぇ。

日本人学生会のコンピュータのマニュアル製作を始めなければ。


1999.5.28.(金曜日)

週末になると、どうしても疲れがでてきます。9時まで寝てしまったあげく、11時から1時半まで、また寝てしまいました。非常に情けない。今週末は月曜日が戦没者記念日でお休みなので、長い週末となります。といって、とくにやることも予定たててないので、まぁゆっくりする、くらいかな。でも論文の方もちょっと進めておかないと。


1999.5.27.(木曜日)

指導教官とこれからについて話す。修士号をくれることになっている論文については、秋にならないと口頭試問が行われないので、それまで待つことに。本当は先学期の終わりだったのになぁ。なかなか正式なABDのステータスになれません。今日は先月友人が伴奏をつとめたというリヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタのLPを借りてきました。ピアニストには酷な曲なんで、プロがどのように演奏しているか、楽しみです。あと、台所にあった古い食品を処分。気付かぬうちに友人からもらったオレンジが腐っていて、虫発生のもとになっていました。ヒドイ。殺虫剤も買ってきたので、ちょっとこれからは安心できそうです。しかしこっちの殺虫剤ってキンチョールみたいなガスっぽくないのね。もうちょっと液体っぽいです。

あと、今朝、旅行会社から日本の里帰りのチケットの値段がファックスされてきました。955ドル! タラハッシーからアトランタまでが、どうせ300ドルくらいもするはずだから、国際便は650ドルくらいですか。いや〜安いですね。去年は国際便の分は800ドルでしたから。予約も数年前ならば、お盆直後は4月予約でも不可能だったのに、近ごろは随分楽になったものです。やっぱり不況? でもアメリカに在住の人が買っているとしたら、違いますよね。やはり、日本からの初留学組の人が少なくなったってことなんでしょうか。


1999.5.20.(木曜日)

今日は、「日本の音楽」でお世話になった、オルセン博士が日本旅行をするということで、宿の手配を手伝ってあげました(というか、電話かけまくって予約入れるってことですね)。京都、金沢、佐渡、北海道、軽井沢、岡山と回るそうで、1ヶ月にしてもかなりタフなスケジュールです。しかし外国人にはJRのパスがあるそうで、一定の期日乗り放題なんですよね。いいなぁ。私は一回一回切符をかうことになるでしょうから、とても同伴することはできません。ヨーロッパ旅行にはユーロパスが使えるようですが、日本は自分の国だから、無理なんですねぇ。う〜ん、私も北海道とか行ってみたいなぁ〜。しかし、先生には英語で、電話には日本語で、正直いって言語の切り替えが出来ずに、先生に向かって日本語で話したりして(通じる訳ないやん)、なんだか訳分かんなかったです。それにしても、旅館によっての対応もいろいろで、人柄からしていかにも良さそうなところと、サービスで対応しているなってとこまで、いろいろですね。サービスでやっているところは表面的に良くても、どうも裏を考えたくなってしまう。でもついでに学校の電話で自分の京都の宿も手配してしまいました。一日4200円で、安い。ま、それなりなんでしょうけど、私はそれでいいです。

それにしても、日本のホテルや旅館の予約って楽ですね。こちらですと、予約するといにはクレジットカードの番号を聞かれます。キャンセルするのも、何日前まで、とか決まっています。その期日に送れると、いくらか罰金がとられるのかもしれません。以前ボストンに予約をいれたゲストハウスでは、取られました。でも、日本は名前と連絡先をいれれば、「お取りしておきます」だから、いいですね。

でも日本にも例外が一件ありました。どうやら外国人(!)が頻繁に無断キャンセル(つまり予約日にやってこないことだと思う)というホテルがあったみたいで、そこはファックス入れろ、とかやかましく行ってきました。食事付き、ということもあったのかもしれません。そういえばアメリカのホテルで食事付きってないですね。まぁホテルですから、食事する場所は別になっているのが普通ですか。ベットの部屋じゃ食事できませんしね(ルームサービスってのは、またありますけどね)。

それにしても、今日は極めて非生産的な一日でした。何もしなかったことに深く反省。



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