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2008年1月20日

レコード芸術2008年2月号

『レコード芸術』2月号、海外盤試聴記に2つのCDを取り上げました。

(1) ヴァージル・トムソン:映画音楽《大平原を耕す鋤》、同《河》→アマゾン

(2) ギャヴィン・ブライアーズの驚くべき箴言〜初期作品集→アマゾン

(1) は、「交響/管弦/協奏」セクション、252ページです。 (2) は「室内/器楽曲」のセクション、257ページにあります。

投稿者 cs3daime : 17:48 | コメント (0)

2008年1月14日

雑感・感想

武満徹が著書『夢の引用』で、フェリーニが「シネマ・ヴェリテ」に対し「”映画の嘘つき”のほうがいい」と語った一節を引用していた。とっさに思い出したのは、小沢昭一による放送大学「芸能と社会」の一エピソード、「テレビの社会学」である。小沢は、テレビという媒体が役者のありのままをさらけ出す表現を助長し、その結果、「作る」ことが難しくなったと歎いていた。

もちろんテレビに映し出されるタレントの馬鹿笑いや暴言というのは、視聴率を稼ぐための「芝居」であるかもしれない。しかし、そうはいっても、演劇や映画で行なうような「芝居」とは明らかに違うことは確かだ。いかにも自分たちの身の回りにいる人が何かを言っているというような「装い」をするに違いない。

誰が語ったか忘れたが、アイドル・タレントが「天上」の存在ではなく「身近」なものとして現れるようになったという。これにはテレビが家族全員の団らんの中で共有される娯楽ではなく、一人一台という受像機という地位にテレビが君臨した (あるいは陥った) ことによるところが大きいと、その人は言っていた。

秋山邦晴『日本の映画音楽史1』 (田畑書店)

日本の映画音楽の研究者になろうとは思わないけれど、とりあえず基礎文献くらいは押さえておきたいと思い入手。インタビューを交えた貴重な資料であることは間違いなさそうだ。秋山は『キネマ旬報』にも連載を長く続けている。少しずつそっちの方も読んでみたいものだ。

Gian Carlo Menotti, Amahl and the Night Visitors (VAI, DVD)

この作品がアメリカでクリスマス・ストーリーとして評判になったというのは納得できる作品である。しかしキリスト教国でない日本では、どのくらい受け入れられるのだろうか。神の救い、奇蹟、イエスを求める巡礼の旅。演技もなかなかだ。

小さな編成で、45分ほどのオペラ。しかしそこには、言葉が生きたささやかな物語があり、踊りがある。

ただメノッティは、自分が演出にかかわれなくなってからのプロダクションにかなり不満を抱いていたらしい。確かカラー映像もビデオで持っていた。あれはいつの放送だったんだろう。

投稿者 cs3daime : 10:47 | コメント (0)

2008年1月12日

音楽現代2008年2月号: OEK記事

『音楽現代』2月号に、「オーケストラ・アンサンブル金沢と井上道義が目指すもの」という記事を書きました (65ページ) 。ご一読いただけると幸いです。

投稿者 cs3daime : 14:29 | コメント (0)

2008年1月10日

ジョン・ウィリアムズ指揮ニューヨーク・フィル

おかか since 1968 Ver.2.0に掲載されていた情報です。

John Williams (Fri, Jan 4 - Fri, Jan 18)

高音質です。期間限定ですので、お早めに!

投稿者 cs3daime : 20:15 | コメント (0)

2008年1月 5日

ongei :: blogに記事を書きました

「模索するアメリカ音楽の現在:調性音楽復権と多文化主義」というタイトルです。

http://bloomingsound.air-nifty.com/ongei/2008/01/002_3268.html

投稿者 cs3daime : 22:59 | コメント (0)

2008年1月 4日

元旦に聴いたものの記録

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、1月1日に聴いたものを、記録しておきます。

Guillame de Machaut, Messe de Notre-Dame, Ensemble Gilles Binchois (Harmornia Records HCD 8931).

ヒリアード・アンサンブルのピンと張りつめた<グローリア>なんて、なかなか訴えるものが強いんだけど、アンサンブル・ジル・バンショワは、包み込むような温かかな印象。むかし聴いたときは、のんびりした感じが物足りなかったというのも本当のところ。それは歌う音域が低くなってるからでもあるんだけど、その分、あの4度のキツさが緩和されて、マショーの神秘的な美しさが際立っているようにも思う。

グレゴリオ聖歌も入れて、実際の典礼を再現する試みはいいと思う。この聖歌とヒリアードの演奏という組み合わせだと、確かにマショーが突出してしまう可能性はあるわなあ。

平石博一『広島』(Sonic Arts SA 1021, CD-R)

ある作曲家の方のmixi日記で作曲家の名前が言及されていて、それで購入した音源です。どこかで作品を聴いていた作曲家のような気がするんだけど、これと『Walk Man』を買うまで音源の一つも持ってなかったようだ。面白いです、非常に。心あるレコード会社は、プレス盤にしてほしい、と思う今日この頃なのだ (←きっこ風) 。

オリジナル盤による 明治・大正・昭和 日本流行歌の歩み その8 (日本コロムビア ADM-1008, LP)

戦時色がぐっと強くなる1枚。松平晃、伊藤久男他の歌唱による《紀元二千六百年》は、黛敏郎が『題名のない音楽会』で紹介したのよりも、ずっと聴きやすい。

投稿者 cs3daime : 23:20 | コメント (0)