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2007年6月30日

怒りを込めて - 原爆、強行採決国会

長崎の底力が動き始めた:長崎「原爆と戦争展」 (「長周新聞」)

Japan minister in atom bomb row ("BBC News", ウェブ魚拓)

久間章生防衛大臣が不適格者である理由 (「津久井進の弁護士ノート」)

久間防衛相の「自爆攻撃」を巡って (「反戦な家づくり」)

「原爆投下しょうがない」久間大臣を罷免せよ (「保坂展人のどこどこ日記」)

キューマは辞めさせるべき (「なごなく雑記」)

[追加] 雨の中、抗議の座り込み 長崎、被爆者ら100人 (「西日本新聞」、ウェブ魚拓)

私はアメリカ人に、次のように言ったことがあります。

"No matter what political reasons, it was ethically wrong to kill tons of innocent people, including women and children."

やっぱり、国民は馬鹿にされてるなあ。 (「世界平和を実現しよう」)


borokuso minorikawa abe zubuzubu
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投稿者 cs3daime : 22:45

引き続き『風林火山』の音楽を考えてみる

車の中で、しつこく千住明の『風林火山』の<メイン・テーマ>を聴いていたんだけれど (結構ハマってたりする (^^;; ) 、この曲に登場するメロディーって、どれも解決しないんですね。こんなのって珍しいかもしれないなあ。ワザとだろうか???

あと、この曲って鍵盤で作った感じがするんですよねえ。「火」の場面なんて、cの第1転回形が半音で平行進行しながら上がっていくような感じだし。

で、ウチのアップライト・ピアノで、《風林火山》を記憶を頼りにしながら弾いてみる。もちろんあんな速度ではなく、コード進行を音にしてみるために。いやはや、弾いてみると、ますます、鍵盤で作ってる感覚がしてきますねえ。コーダ部分のCm→D, Db, C (+Cペダル) など、痛快でさえある。こういうのをいかに見栄えよく聴かせるかというのが腕の見せどころなんだよなあ。そういう点では、やっぱり成功した曲だと思う。

投稿者 cs3daime : 09:01

2007年6月27日

大河ドラマの音楽について語る (mixi)

mixi日記の記述 (2007年06月25日19:03)

『風林火山』を引き続き観る。千住明氏のスコアについては、うまく行っている箇所とそうでない箇所があるけれど、やはり大きなオーケストラであることがその要因の一つであることは間違いないと思う。ややオーバーアクションに聞こえる箇所がある一方で、芝居が大げさな分、スケールの大きさが生きてくる箇所もあるように感じた。

それに、どの場面に、あらかじめつくられた音楽を選ぶかという制作側の選択眼もあるだろうから、想起される場面や物語の進行がラッシュから分かるハリウッド映画のようにいかないということはあるのだろう。

mixiのコメントに対する返答 (2007年06月27日00:04)

「派手」ということでは、『独眼竜政宗』も、全面派手な鳴り方をしていたように思います。池辺晋一郎さんの、オンド・マルトノの入った見事なオーケストレーションでした。形式的には、

・イントロ
・おどろおどろしいトロンボーンの低音+ストリングス (A) 
・ハープ+オーボエ中心の抒情的な部分 (B)
・ストリングス中心+金管の絡み (オンド・マルトノも旋律に加わる) (A')
・金管楽器の勇壮な旋律 (f→Dの転調が意外) (C)
・対位法を使った旋律入り乱れるのエンディング (打楽器のリズム打ちがとても面白い) (A'')
・コーダ

でしょうか。隙のない「伊達もの」音楽といった感じです。

山本直純の『武田信玄』は、「風林火山」のそれぞれの要素を反映した音楽だって書いてる人もいましたが、形式的にはA-B-A~Codaですね。B部分における、弦のハーモニクスが変わってて面白いです。演歌っぽいメロディーですしね。こういう、セクションの切れ目がはっきりしたのは、以前にもあったように思います。

『風林火山』については、制作側から馬の疾走をイメージしているとの意向が千住明氏に伝えられていたとのこと。作曲には1年もかかったそうで、いくつかのバージョンのうち2つを母親に聞かせて、「馬が走っている」という印象の強かったのを選んだんだそうです。

これとは別に、劇中音楽は、これまで室内オーケストラだったと思うのですが、『風林火山』はワルシャワの大オーケストラを使っているところがユニークです。山本勘助が軍師になる場面などは、やはり大きなオーケストラの方が映えると思いました。これから戦の場面も増えるようですから、フル・オーケストラの威力が楽しみではありますね。

『風と雲と虹と』も山本直純なんですね。コーラスを入れたのは、この曲が最初だったでしょうか。太鼓のリズムと琵琶と篠笛 (能管?) が和風で、基本は行進曲ですね。良い曲だと私も思います。

大河のテーマに、コーラスだけじゃなくて、独唱による歌詞までいれちゃったのは『新選組!』が最初?  (『琉球の風』があるんでしょうけれど、これは半年ものだったみたいですし、N響も関わってない?) 

その他、大河の変り種は、『獅子の時代』の、ダウンタウン・ブギウギバンドとの共演でしょうか。

投稿者 cs3daime : 10:44

2007年6月23日

出来事記録

2007年6月17日日曜日

実家の仕事の都合で映画『ひめゆり』が観れなかったのは、悔しい限り。

ここ2週間ほど、 NHKの大河ドラマ『風林火山』を観ている。先々週、偶然に土曜の再放送で一部を観て、その演技力に感心したのである。はじめは大河とは知らず、「見応えのありそうな時代劇をやってるな」という認識だったのだけれど (日曜大河ではないが、2005年の『大化改新』は、なかなか良かった) 。

『風林火山』のオープニング映像は素晴らしい。勇壮な鎧の姿と馬の疾走。定番中の定番だろうけど、こういうのはしばらくなかったなあという印象 (もっとも戦国時代に重宝された馬は、こういうサラブレッドではなくて道産子に近いズングリ型だったらしい) 。千住明の、これまたストレートな音楽は、画面と一緒にみると迫力がある。

といいながら、昔の縦書き時代のオープニングには、画面は小さくとも迫力はあったかもしれない。YouTubeで『天と地と』 (冨田勳) のオープニングを観ながら、そんなことを考えていた。

ところで、今回のように劇中音楽にフルオケ使用というのは、案外珍しい?

私は大河のテーマ音楽を『吉宗』まで集めたCDを持っているが、今はDVD2枚になってるものもあるらしい。う~ん、欲しいなあ。そういえば、大河テーマ音楽集のCDってのは『独眼竜政宗』の時に初めて出たんだと思う。あれを大学1年の時に買って、友人何人かに貸したのだが、いつの間にか、なくなってしまった。渡辺謙のジャケットが良かったのに…。

2007年6月18日月曜日

所用で高岡へ。市立図書館でDVDを借りる。
・2001年宇宙の旅
・美の祭典
・國民の創生

昼飯はタージ・マハールで。ランチ880円で、かなりお得。キーマ・カレーを私は選んだ。

午後はちょっと調べもの、Stephen Albertについて。

2007年6月19日火曜日

届いたもの
・『CDジャーナル』
・Ute Lemper Sings Kurt Weill (London 425 204-2)

眺めたもの

・Von Gunden, Heidi. The Music of Pauline Oliveros. Metuchen, NJ: Scarecrow, 1983.

・ポーリン・オリヴェロス、若尾裕+沼田里衣訳、『ソフトウェア・フォー・ピープル:現代音楽へのジェンダー的論考』 (新水社、2003年)

後者については、一応原書も持ってるけれど、彼女の作品の邦題を調べたいので。あとがきによると、妙訳らしい。

2007年6月20日水曜日

今日も高岡へ。食事はAEONのフードコート (おむらいす亭) で、サルサソースのかかった夏限定のメキシカン・サルサというオムライスがあったので、それを注文。ドリンク1杯サービスで818円。直前にスタバでドーナツを食べたので、この小さなオムライスで充分だった。妹がタワレコのポイントカードをくれたので、『風林火山』OST (東芝EMI) をもらっていく。そして自費で『羽田健太郎のポップス・コンサート』 (Philips) を購入。

『風林火山』の<メイン・テーマ>、トロンボーンの扱い方が極めて抑制的なのが印象に残った。テレビには出てこない冒頭部分、テーマ直前のアッチェルランドの部分、終わりの数和音くらいしか聞こえてこない。金管はホルンとトランペットが主導するということか。マルチ録音でバランスがかなりいじってあるけれど、これは映画音楽ならではだろう。『独眼竜政宗』も同じ。<メイン・テーマ>以外はあまり耳に入ってこないけれど、OSTというものはそういうもんだし、ドラマをもっと観て、それでも耳に入ってこないということならば、まあ、それはまた別の問題ということになるんだろう。

午後は実家の仕事と作業。

2007年6月21日木曜日

午後は作業、のつもりがAlbertのディスクを見つけるのに、ずいぶん手間取った。先週ディスクは書庫からすぐに引っ張りだせたのだが、それをうっかりどこかに置いておいたのがいけなかった。物事、早くやり始めるのも問題だなあ。

聴いたもの

・Stephen Albert, Symphony No.1 "RiverRun." National Symphony Orchestra: Mstislav Rostropovich, conductor. Delos D/CD 1016.

15年ほど前に国立楽器のセールで購入。580円だった。すでに廃盤?

届いたもの

・Stephen Albert, In Concordiam; TresStone. Delos DE 3059.
・かわぐちかいじ『メドゥーサ』 (文庫版、全8巻)

社会正義を貫くには如何に行動すべきなのかを考えさせる、なかなか骨のある内容 (もっとも、正しい情報にもとづいた投票行動や市民運動の立場ではなく、もっぱら「主導者」を仮定したものともいえる) 。しかしまあ、日本の戦後政治の問題は、古くて新しいものだと、改めて実感 (漫画は1990年から94年にかけて連載されていたらしい) 。一番大切なのは教育であるというのは強く共感。もっともそれは今の政府が目指す「教化」ではない。

以下、メモ。

「人間が歩くのに必要な靴は『社会主義の靴』とか『資本主義の靴』ではないはずだ! 問題は…いい靴か悪い靴か…それだけです!」→まあその「いい」というのが何なのかを (個々人で) 突き詰める必要はあるんでしょうけどね。

「誰が何と言おうと 人間の自由を奪い、情報を操作しなければ行なえぬ政治は三流だ!!」 (第3巻、p. 284) →今の日本の政治は (以下自粛) 。

それにしても、なかなか大人な漫画だなあ。『ジパング』なぞ、これに比べれば少年漫画に見える。

2007年6月22日金曜日

深夜1時まで、某サイトにて「風林火山」第1話を観てしまい、今日は寝不足。いやあ、山本勘助役の内野聖陽は大した役者ですねえ。

・『レコード芸術』7月号

諸般の事情で、遅れて到着。フェルドマンは特集記事ですんだかと思ったら、次号のレビューに1つ入った。フェルドマンCDのレビューは、NaxosのSQ #1、CRIのViola in My Life他につづき、3枚目になると思う。

・札響名曲シリーズ Vol. 1 こころ高鳴るアメリカ音楽の世界 札幌交響楽団、6/12 プログラム
・Interview with Yo-Yo Ma and Composer Stephen Albert. WJHU-FM (private recording)

5分25秒収録の対話。1990年の録音。資料として入手。CD自体は1992年、作曲者が亡くなってから作られたようだ。

投稿者 cs3daime : 15:47

2007年6月19日

映画の感想

韓国映画『トンマッコルへようこそ』を観た。

理想郷として平和主義を貫くコミュニティーを作り、イデオロギー的対立を背景とした朝鮮戦争の理不尽さを、そこからあぶり出した作品…かと思ったのだが、後半1/3の展開に「それでもやはり、解決は○○による」+「ロマン的自己○○」(ネタバレのため自粛) を取り入れたところが失点か。ラストのワンカットも、不必要だっただろう。

また、いかにアメリカが狂乱的に反共政策を行っていたとはいえ、軍事作戦として、あれが米軍下で行われうるものなのかという点が、朝鮮戦争史に疎い私には解せないところではある。もっとも太平洋戦争においては、この富山市も大空襲に遭っているし、映画のドラマ的流れからは、おあつらえ向きだとは思う。

久石譲の音楽は、やたらと耳についてきてしまい、感興を削がれるのが残念。リアルさとファンタジーの交錯する本作品で、スポッティングが難しいということは充分考えられるけれども、徹底したリアリズムの要求される場面でも、音楽がかなり次の場面を先取りして「しゃべってしまう」ところがある。アニメの音楽は、ややオーバーアクション気味にやっても大丈夫だと思うんだけれど、実写は違うのかもしれない。

久石の本を読んでみると、映画制作側はもっとアメリカを巨悪とする音楽を作ってほしかったそうだ。ただ、私はそういった巨悪の部分に突っ走ってしまっているところに、かえって共感できなくなってしまった。単純に戦争のむなしさ、同民族分断の悲劇(個人的には、やや食傷気味のテーマではある)ではなくなってしまったように思われたからだ。

投稿者 cs3daime : 11:02

2007年6月12日

出来事記録

2007年6月11日月曜日

東映アニメ映画『空飛ぶゆうれい船』を観た。音楽はかなりドラマチックに付けてある。前半はめまぐるしく筋が変わり、軍需産業との絡みや陰謀論的なところがあって面白いのだけれど、後半は今ひとつひねりがなかった。どうやらスタッフも詰めの甘さを実感していたらしく、「見切り発車」で作ってしまったという自責の念があったようだ。石ノ森と東映といえば『サイボーグ009』の3作 (『サイボーグ009』、『怪獣戦争』、『超銀河伝説』) があるけれど、やはりラストにイマ一つインパクトがないという印象。

妹が稲城市から遊びに来ているので、昨日は黒瀬のブックオフに行った後、山室のミスドへ行った。ブックオフでは『月刊ニュータイプ』を2冊購入。劇伴ライターの腹巻猫氏が作曲家を追う小さなコラム記事を書いているので、それだけが目的。そして、立ち読みでかわぐちかいじの『バッテリー』を第3巻まで読む。これは4巻完結なのだな。しかし、主人公の顔が『ジパング』とほとんど同じというのには驚き。

ミスドではポン・デ・抹茶あずきを食する。もちもち感が良いかも。氷コーヒーってのも、初めて体験、というか、ミスドに来たのは、前回妹と香林坊に行った時だから、何ヶ月ぶりだろう。

本当は石金にある紅茶専門店ローズウッドに行きたかったのだけれど、月曜日は定休だったようだ。残念。

2007年6月12日火曜日

午後は富山市婦中にあるココナッツ・アイランドへ。冬はいちごパフェがマスト・アイテムだが、シーズンオフの今はマンゴー・パフェがお勧め。マンゴーが本当に甘く、ゼリーやペーストも抜群にうまく、やっぱり一気に食べてしまう。

「パフェというものは、おおよそ完食するものではない」と思っていた私の先入観を覆したのがココナッツ・アイランドだった。食事の方はまあまあだけれど、パフェだけを食べにくる人も多いほど、ここのパフェは絶品だ。

投稿者 cs3daime : 18:51

2007年6月 6日

備忘録

・小津映画『東京物語』を観て、ぼろぼろ泣いてしまいました。終わってからも思い出して涙が出る映画って、久しく観てなかったなあ。挟み込まれる線路や美しい海のカットだけでも涙腺が緩みっぱなしです。

映像が強い映画には、音楽はいらない、っていうのは本当かもしれない。いや、音楽も、実に良いところで入ってくるんで、それもまた、 (いい意味で) 困ります。

作曲の斉藤高順って、《ブルー・インパルス》しか知らなかったなあ。

・シー・ホーク~コルンゴルト映画音楽集 チャールズ・ゲルハルト指揮ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 (BMGファンハウス)

MGM (Ryko) からOST集も出ていますが、録音が古いですし、独立して聴いて楽しいかっていう問題はあるように思います。このCDは、明らかに映像なしに聴くことを念頭に作られていて、非常に聴きやすい。ヒットしたのも分かるような気がします。

・『ジパング』の佐橋俊彦氏が音楽をやってるという『ガンダム Seed Destiny』が、たまたまウチにもあったので何話か観たのですが、やたらとキザったらしく聞こえるセリフ回し (ファーストの悪影響かな。「行きま~す」は同じなのね) 、なんとも中途半端な国家ごっこ (ファーストは、ここまでイデオロギッシュじゃなかったと思うけどなあ) 、合体ロボ登場 (なんでやねん) …ということで、途中でギブアップ。 まあ私もファースト原理主義者なんでしょう。ファンの人、ごめんなさい。

・『Patlabor 2 The Movie』を改めて観ました。「平和ボケ」を揶揄する辺り、この頃から戦後の平和を疑い始めたんだなあと思わせます (あるいは平和に退屈し始めたということかもしれないな) 。その内実はバブル崩壊に続く戦後全否定の始まりだったんでしょう。

でも現実は、戦前・戦後と続く官僚主義は温存され、市民を守っていた権利だけが蔑ろにされ、社会民主主義のみが否定されたことになっているような気がします。

(2007年06月03日、21:14、mixi、一部改訂)

投稿者 cs3daime : 20:08

2007年6月 4日

今日の記録

羽田健太郎さんが亡くなったのにはびっくり。まだまだ行けそうな感じだったのに。『題名のない音楽会21』はどうなるんだろう?

届いたもの

・Morton Feldman, Voices and Instruments (Mode)
・Selections from Victory at Sea, War and Remembrance, Casablanca and Other Favorites. Cincinnati Pops Orchestra: Erich Kunzel, conductor. (Telarc)

Victory at Seaは、アメリカではかなり人気のあるドキュメンタリー番組 (だった? History Channelでは時々放送してるはず) 。独立記念日コンサートでも、しばしば取り上げられている。でも、個人的にはそれじゃなくて、最後のArmed Forces Medleyが好きだったりもする。コンサートだと、陸海空に属する/属した軍人たちがメドレーに合わせて起立するというのが定番。

と思ったら『マッカーサー』の行進曲も入ってる。いいねえ、この曲…と思ったら途中から『パットン』になってる。おおおおお。

アメリカの軍国主義は大嫌いだが、音楽は好きという自己矛盾。

・Pauline Oliveros "Accordion & Voice" (Important Records
IMPREC 140)

もしかして、これって「板起こし」? よく分からない。オリヴェロス自身のライナーが載ってるから、ブートではないと思いたい。

・Pauline Oliveros "The Wanderer" (Important Records IMPREC 141)

わざわざCD-RをLPから作ったんだけど… (もちろん、自分で買ったものですよ!) 。まっいいか。アルバム曲の後半が、ノリノリで好き。

・音の始源を求めて5:小島努の仕事 (OUODM 0701)
甲斐作品は聴いたことがあったりする。

投稿者 cs3daime : 19:54

JASPM北陸@金大

日本ポピュラー音楽学会北陸支部研究会@金沢大学文学部へ。百万石祭りで賑わう繁華街を尻目に、静かな角間キャンパスで、博士課程に学ぶお二人の発表を堪能。いつもの通り、あれこれコメント・質問させていただきました。いや、こちらも勉強になりました。

音楽教育の問題を話された方は、非常に幅広くいろんなことを大学院時代に研究されていて、私みたいに、ずっと同じ事を2年半リサーチしましたっていうのと随分ちがうなあと感心。一方博士論文っていうのは、案外せまーいところに突っ込んでやるという要素もあるので、誰も到達していない境地をずっと掘り下げていく勝負は、これからも続くのだろうなあ、などど勝手に思いつつ、期待を大に。

なぜ芸術音楽は「高尚」と考えられているのか、その答えは、おそらくハンスリックだけでは分からないだろうし、教育の法律を作る側からだけでは分からないだろう。伝統にしたって、いまの薄っぺらな官僚たちの戦前回帰の火遊びに付き合うのは、文科省も大変だなあ、と思うこのごろ。最初の疑問点を保ちながら、批判的視点をしっかり持てば、筋が見えてくるかもしれない。教養主義の源泉は何か。西洋と東洋の狭間で、何が起こったのか…。アメリカにも教養主義はなかったのだろうか? いや、充分あると私は思っている。アメリカにおいても、アメリカ vs. ヨーロッパがあったわけだし。

もう一人の方はアメリカでペンテコステ派の黒人教会を訪れ、憑依現象をいかに音楽学的に捉えるのかという問題に果敢に挑んだ内容。もともとこの現象を音楽のみで捉えずPerfomanceと捉えねばならないというところがあるけれど、確かにブラッキングよりもカイルのMusic Groovesの発想の方が近いことは明らかだろう。音楽のプロセスに力点を置くっていうのは大事かもしれないなあ。

異文化研究というのは、外側の人が内側の眼差しを持とうとするプロセスなのだろうから、最終的に自分がどれだけ同化できるかってこともあるのだけれど、それを客体化するには、外の視点も見失えないってところが難しい。文化人類学をしている人が研究対象にどっぷり浸かってしまうのは、例えば歴史学者が関心のある史料の記述に対し、無批判に、近視眼的になってしまうのと同じ怖さがある。

私自身も、批判的な視点を見失いがちで、論文執筆の時は、ラジオが持つ権力の問題、ナショナリズムの問題などど向き合わねばならなかったことを思い出す。

もちろん彼の観察眼には、客体化をする意志がしっかりあったので、私は敬服する。そして、よく勉強されていて、研究の蓄積も感じられた内容だった。後は、一筋の何を通すのかというところにかかってくるのだろうな、と思わされた。いや、それが難しいのは充分分かっているつもりなのだけれども。自省を込めて。

JR富山駅から地鉄 (富山地方鉄道) 岩峅寺行きに乗り換える時間があったので、富山駅ステーション・ビルの書店にて、衝動買い。

・『機動戦士ガンダム Seed Desitiny オフィシャルファイル キャラ04』

買った理由=『ジパング』の音楽を担当した佐橋俊彦氏のインタビューがあったから。

・久石譲『感動をつくれますか?』 (角川oneテーマ21)

地鉄の電車の中でパラパラ読むには良かったかも。実際に仕事上でどういうことに悩み、実作品ではどんな作曲プロセスがあったかなど、分かりやすく書いてあって、資料的価値はあるかもしれないな。

金沢から富山のJR北陸線の中で、防衛省元幹部3人の志『我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る』 (かもがわ出版) を読み、感動。前にも書いたかもしれないけど、僕は世の中には軍隊などないほうがいいと思ってるし、自衛隊はおそらく憲法違反だと思う。けれど非武装中立が日本だけでは達成出来ない現在の状況 (あるいは市民の恐れを取り除けないという現実、といった方がいいかもしれない) から、妥協策として9条を保持しながら専守防衛を支持する立場だ。もちろん個別的自衛権のみ。「自衛隊員になった人たちは日本を守るという決意で入ったのに、他国の戦争に巻き込まれて『戦死』するというのでは報われない、契約違反である、家族も悲しむ」。なるほど。「アメリカは集団的自衛権を日本に強制するな」。うんうん。

憲法第9条に関心のある人、自衛隊をどうしたいのかを考える人は、必ず読むべき一冊だと思う。富山市立図書館の所蔵番号は 323.1/コキ/2007

投稿者 cs3daime : 07:00