« 2006年7月 | メイン | 2006年9月 »

2006年8月29日

変な夢

ある特定のものに関わっていないと見ない夢というものがあるような気がします。例えば私は車をアメリカで毎日運転するまで、自分が車を運転する夢というのは見たことがありませんでした。映画のワンシーンにもなりそうな、大事故の悪夢で目が覚めたこともあります。あるいは、コンピュータが突然ウイルスに襲われて、それを取り除くために難しいクイズに回答しなければならないという夢も見ました。こういう夢も、自分がコンピュータを持つ前までは見なかったことでしょう。冷静に考えてみれば、そんなウイルスがあるんだろうか、と思うわけですが、「僕のコンピュータ、どうしちゃったの!」と、泣きそうになっている自分がいたりします。

最近見た夢では、アメリカの映画評論家のレナード・マーティンが、日本のアニメの音楽について教えてくれ、というのがありました。このマーティンという人、ディズニーのDVDに案内役としてしょっちゅう現れますし、『ディズニー映画』という本も書いています。おそらくマーティン本人は、迷惑していると思いますが、こういう夢も、ディズニー映画に関わらなければ見なかっただろうな、と思います。

その他、観た、買った、届いたもの。

・Fun and Fancy Free (Disney DVD) [「パッケージ・フィーチャー」の中では面白い方、という評判のようです。『イカボードとトード氏』ほどじゃないかもしれませんが。マーティンは『こぐま物語』のアニメは、短編映画のそれと変わらないと、厳し目の評価をしています。]
・クロード・サミュエル著、戸田邦雄訳、『現代音楽を語る:オリヴィエ・メシアンとの対話』 芸術現代社、1975年。[音楽の古書に遭遇する割合は、金沢市よりも富山市の方が高いような気がします。新潟市も「それほど」だったなあ。不思議。]
・Civilization: A Personal View by Lord Clark (BBC Video E2606) [ついに買ってしまった、『芸術と文明』。昔NHKの教育テレビでやってたのをいくつか観て、それはそれは感動したものです。でも、これ今年になるまでDVDになってなかったんですね。意外…。法政大学出版局から本は翻訳が出ていますが、図版を全部最後にまとめたのは失敗だったんではないかと個人的には思っています。あれだと、面白さが半減してしまってるような。アメリカで入手したソフトカバー (といっても、B5サイズですが) の方がインパクトがあって、面白いレイアウトなんですよね。]
・Aaron Copland, Prairie Journal; Rodeo (Four Dance Episodes); Letter from Home; The Red Pony - Film Music (Suite). Baffalo PO; JoAnn Falletta, conductor. Naxos 8.559240.

投稿者 cs3daime : 14:02 | コメント (3)

2006年8月27日

亡くなったのは…。

ジェームズ・テニーだけでなく、メイナード・ファーガソンもでした。23日にロサンゼルスで死去。享年78歳だったそうです。出会ったのは『ウルトラクイズ』→《スタートレックのテーマ》、『高校生クイズ』→《ハリウッド》でしたけど (正確には《ハリウッド》は曲が先) 、あの強烈なハイトーンにはシビれました。

テニーについては、Mixiのテニー・コミュで知りました。カイル・ガンのBlog記事です。

投稿者 cs3daime : 09:31

2006年8月25日

クアドリ・フォーリオ、次はショスタコ?

富山でベートーヴェンの弦楽四重奏全曲演奏の偉業を成し遂げたクアドリ・フォーリオ、次はショスタコーヴィチの弦楽四重奏全曲に挑戦するという公算が高まりそうです。ベートーヴェンのシリーズは、おかげさまで好評のうちに終わりました。この勢いでショスタコーヴィチも、というところ。富山でベートーヴェン弦四全曲というのもすごいと思いますが、ショスタコーヴィチ全曲には、ある意味、それ以上のものがあるかもしれません。ショスタコーヴィチ記念の年ですから、何とか今年中に公演の第一回目を行いたいですね。

投稿者 cs3daime : 22:34 | コメント (0)

2006年8月24日

今日も

ディズニー戦後の作品、『ジャングル・ブック』までをひたすら…。『メイク・マイン・ミュージック』の「青いさざなみ」と『ファンタジア』に含まれるはずだった「月の光」 (Fantasia Legacy に収録) も比較。後者のあまりもの素晴らしさに圧倒されました。音楽一つで、これだけも違うものかということを実感できる好例といえましょう。月刊誌の方も忙しくなりつつあります。

・『わんわん物語』 プラチナ・エディション (ブエナ ビスタ DVD) [やっぱり映画音楽研究はサントラではなくて、映画そのものをみないといけないな、と改めて実感。]
・『王様の剣』 (ブエナ ビスタ DVD) [作品として観るのはつらいなあ。教育色がストレート過ぎるんでしょうね。本を読みましょう、なんて、今時のアメリカの公共放送みたい。一応これもサントラLP、持ってます。]
・山尾敦史『近代・現代 英国音楽入門』 (音楽之友社、1998年) [「楽しきかな、ライト・ミュージックの世界」の部分]
・George Antheil: Bad Boy's Piano Music. Benedikt Koehlen, piano. Col Legno WWE 1CD 31880.
・ Heyman, Rarbara B. Samuel Barber: The Composer and His Music. New York: Oxford University Press, 1992. [《ヴァネッサ》の部分。]
・Villars Chris, ed. Morton Feldman Says: Selected Interviews and Lectures 1964-1987. London: Hyphen, 2006. [届きましたが、読む暇なし…。]
・Samuel Barber: Vanessa. MET; Mitropoulos, conductor. RCA Victor 7899-2-RG.

投稿者 cs3daime : 18:44 | コメント (2)

2006年8月20日

観た/聴いた/読んだ/届いたもの

山尾さんのブログで話題になっていたので、YouTubeにアップされていた《春の祭典》初演再現ドラマの一部を拝見しました。当時そのままの再現は望めないけれど、その雰囲気はうまく伝えられていると思いました。

《春の祭典》、バレエの方は、ニジンスキー復刻版を、東京文化会館で観たことがあります。たしか1992年くらいで、パリ・オペラ座バレエ団でした 。テレビでも、マーサ・グラハムが振り付けしたもの (かなりモダンでシンプルなデザインだったように記憶しています) を日本で、ニジンスキーのをアメリカで観ました。アメリカで放送されたのはスタジオ収録のもので、このYouTubeにあるような再現ドラマはなく、舞台もややこじんまりとしたものでした。ただ、振り付けや衣装や舞台セットは、おそらく同じものだと思います。振り付けの復刻を追うドキュメンタリーも付いていました。復刻を試みたのは、アメリカ人で、大学院の修士論文としてやりはじめたのがきっかけだったといいますから、驚きですね。

・『三人の騎士』 (ブエナ ビスタ DVD) [三銃士の話かと思われそうなタイトルですが、全く関係ないです。ドナルドと愉快なラテン・アメリカの友人とが繰り広げる、わくわく南米旅行、という感じだと思います。1作品に挿入された歌の数ではピカ一かもしれません。さっそくサントラ (LP) を手配。]
・Make Mine Music (Disney DVD)
・Molody Time (Disney DVD) [確かにこういうのが続いた後に『シンデレラ』が来ると、喜ばれたというのは分かるような気がします。2作品はその後のための土台づくりということだったのかもしれません。]
・マーラー 交響曲第1番ニ短調《巨人》 クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団 (1983年6月1日エアチェック・テープ、昭和女子大・人見記念講堂でのライブ録音) 突進する迫力があり、ライブだったら打ちのめされるように思います。古いデッキの音質のせいか、チューバ (ジョン・フレッチャー?) がやたらとよく聴こえます。 ]
・バッハ パルディータ第3番ホ長調、BWV. 1006 ジュリアーノ・カルミニョーラ (ヴァイオリン) シュヴェツィンゲン音楽祭ライブ (WGBH, Boston; 18 August 2006) [10年どころか、5年前でも、こういう演奏はあり得なかったというアナウンサーのコメント。アメリカに到達するまでは、若干タイムラグがありましたかね。Divoxの《四季》は1994年くらいでしたっけ? ボストンには、あれは確かに売ってなかった。同じレーベルのルネ・レイボヴィッツ室内楽作品集はあったけど。]
・第37回 富山室内合奏団定期演奏会 8/19 富山県教育文化会館 [トップの人たちは、さすがに上手いですね。そして、こういう演奏会に来る人というのが、富山におけるクラシック愛好家の核になり得るということかもしれません。]
・Dan Brown, Angeles & Demons. New York: Pocket Star, 2000.

P. 370-539, しばらく読まずに放ったらかしにしていたため、思い出すのにちょっと時間がかかりました。とりあえずサスペンスのアクション系の部分は終わりまして、あとはこまかな謎解きになっていくのでしょう。個人的には『ダ・ヴィンチ・コード』よりも面白いと思います。後半も弛みがないですし。ただ、「ラングドンはスーパーマンか?」という印象は拭いきれません。科学と宗教のねじれた関係…ですかね。アメリカで私が通っていた教会では、そんなに進化論をどうとかという話はなかったですけどね。ギャグとして、「これはどうかな~」というのは、BBCのレポーターがダン・ラザーやピーター・ジェニングスを超えたといって喜ぶ場面。アメリカの人たちはラザーとかジェニングスを知っていますが、イギリスの人たちがCBSやABCをライバル視するなんてことは、あるんでしょうか?

・『レコード芸術』9月

投稿者 cs3daime : 00:00 | コメント (0)

2006年8月18日

観た/聴いた/読んだ/届いたもの

『リトル・マーメイド』~『ホーム・オン・ザ・レンジ』の章にとりあえずの決着をつけ、『ピーター・パン』、『シンデレラ』、『バンビ』の部分を改訂。

・The Adventures of Icabod and Mr. Toad (Disney DVD).

『イカボード』のアイディアって『美女と野獣』に取り入れられているんですかね。主題歌が流れるシーンには《朝の風景》の雰囲気を感じるし、ガストンやルフーに似たキャラも登場します。

・オランダ王立海兵隊軍楽隊 (ケリー:アムステルダムの波止場、バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ BWV. 564からアダージョ、ペンダース:行進曲《マエストリヒト市》、アーノルド:4つのスコットランド舞曲)  オランダ王立海兵隊 非売品LP. 『ブラスのひびき』エアチェック。

この頃の『ブラスのひびき』 (多分1985年前後)で は、世界の味わい深いバンドが紹介されてました。ケリーの行進曲は、ユーフォニウムのトリオ旋律が美しいです。

・SCL Seminars #9002 Alan Silvestri. 15 October 1997, Director's Guild of America, Hollywood, CA. (MP3 file, The Society of Composers and Lyricists)
・『バンビ:スペシャル・エディション』 (ブエナ ビスタ DVD)
・『シンデレラ:スペシャル・エディション』 (ブエナ ビスタ DVD)
・Saludos Amigos (Disney DVD). [これも長編アニメに入ってるんですよね。う~ん。ただ、この時代の南米のカラー映像というのは貴重なのかもしれません。ラテン・アメリカの文化に興味を持ったということでは教育的映画だったかも。]
・Howard Zinn, "To Be Neutral, To Be Passive In A Situation Is To Collaborate With Whatever Is Going On" [トランスクリプトを読むのは面倒なので、映像の方を観ました。いわゆるオルタナティヴ・メディアというヤツでしょうか。]
『北海道新聞』社説、8月16日
・『CDジャーナル』9月号。

投稿者 cs3daime : 13:39 | コメント (0)

2006年8月14日

フェルドマンやアンタイルの文章なども

・"Morton Feldman in Conversation with Thomas Moore" [ちょいと意訳して引用]

TM「1970年代・80年代に重要と感じるような、新しく台頭する傾向や作曲家にはどんなものがありますか?」
MF「何もなし。70年代には何もありません。あるのは--」
TM「60年代にもですか?」
MF「あるのはポピュラー・ミュージックです。スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラスのような。でも彼らはショー・ビジネスです。シリアスなもの、もしもこの用語を使わせてもらうなら、実験的なもの、もしもこの言葉を使わせてもらうなら、何もない、全くありません。ジョン・ケージと私だけが面白い仕事をしています。若者たちは最悪です。」

・Antheil, George. Bad Boy of Music Hollywood, CA: French, 1990.

ボストンの、クラシックの専門書なんて全然おいてないような本屋さんに置いてあったアンタイルの本。一般向けの読み物として面白いということか。とりあえず28ページまで読んでみた。初めて開催されたダルムシュタットに行った話。行ってみたら、演奏されるのは基本的にドイツ語圏の作曲家に限定。フランス人、イギリス人、イタリア人も一人も入れずに、何が国際音楽祭だと憤るアンタイル。ところが音楽祭終了後のパーティーで、フォン・シュトゥッケンシュミットが近付いてきて、あなたの第1交響曲はすばらしい。ぜひベルリン・フィルが演奏する話を勧めたい。etc. etc. おおお、こんなところにシュトゥッケンシュミットが出てくるとは。で、ベルリンに話が移って、ストラヴィンスキーと彼が深夜一緒に歩いてたら、やましい少女たちに囲まれ、ストラヴィンスキーはこれをかわすために、「僕らはそれぞれ3人ずつ、6人の女の子と楽しんできて疲れちゃったよ」…。そばのアンタイルはガクガク…。いや~実はこの本、おもしろい。

・『トレジャー・プラネット』『ホーム・オン・ザ・レンジ』、追加・改訂。
・radiOM.org: George Antheil: Bad Boy of Music.
・Green, Howard E. The Tarzan Chronicles. New York: Hyperion, 1999.
Morton Feldman Saysを注文。前から存在は知っていましたが、ついに注文。高い!

投稿者 cs3daime : 07:02 | コメント (0)

2006年8月13日

観た/聴いた/読んだもの

10~11日は、黙々と。DVDや本やプリントアウトした資料を引っくり返しながら…。12~13日は貝掛温泉へ。

・Goldberger, Paul. "Cuddling Up to Quasimodo and Friends." The New York Times 23 June 1996, pages H1 and 26.

ディズニーの『ノートルダムの鐘』を厳しく批判した記事。大文学を扱うとインテリから叩かれる、ということかもしれないんですが、特にこの頃のディズニーが次々と商業的に成功していたことも、マイナスになったということになるんでしょうね。次は『ハムレット』でもやるのかい? と。で、読者からの反応が後日掲載されてまして、『ハムレット』ならもう『ライオンキング』でやってるよ、という指摘もあり。ただディズニーが歴史や大文学をカネモーケに使っているという声に賛同する人も少なからずです。今考えてみると、カネモーケ主義になった責任は、アイズナーにあるのかもしれませんが…。これを書いた8月10日はもう一度『ノートルダムの鐘』のLDに含まれた音声解説や特典映像を確認。

・Beethoven, Symphony No. 5. VPO; Klemperor, conductor. 26 May1968 Live. (Testament CD). [重厚なオーケストラの響きに圧倒される一方、ポリフォニックな絡みにもしっかり耳が配られているのが分かって、感心しました。もっとも、この作品の場合、オケの技術的な心配がなければ、そんなに悪い演奏というのはないように思えます。]
・The Score Interviews - Songwriter/Recording Artists: Sting Talks with Charles Bernstein.

投稿者 cs3daime : 23:27 | コメント (0)

2006年8月 9日

観た/聴いた/読んだ/買ったもの

執筆・改訂が続きます。そろそろお尻に火がついてきた (???) 。

・Kagel, Mauricio. Match (avi file, UBUWEB). [最初はどこが「試合」なのかよく分からなかったんですが、最後の方になると、ジェスチュアがはっきり見えて、面白くなりました。]
・Kagel. Ludwig Van (incomplete, avi file, UBUWEB) [これも最初は何かよく分からなかったんですが、水の中からベートーヴェンの頭の部分の像?を次々と出す場面から、ちょっと気になって見てました。]
・Frank Zappa. "Jazz from Hell" (Ryko CD).
・ヘラクレス (ブエナ ビスタ DVD). [何度も見ると、だんだんと鼻についてきてしまいます。メンケンの音楽ではなくて、監督のギャグのセンスの問題かなあ。『王様の剣』につながるものがあるというか。]
・The Music behind the Magic: The Musical Artistry of Alan Menken, Howard Ashman, and Tim Rice (Disney CD) [付属ブックレットを念入りに。]
・『ムーラン』関連のウェブ資料
・50 Years Studio TU Berlin (EMF DVD 054) [DVDですが、映像はSukhi Kang/Robert Darroll、Kotoka Suzuki/Claudia Rohrmoserの2作のみ。でもボリス・ブラッヒャーの "Skalen 1:2:3" と "Musik f�r Osaka"が収録されてます。]
・Bad Boy Made Good: The Revival of the Ballet m�canique (EMF DVD 060)
・Brahms. A German Requiem. Wllma Lipp, soprano; Eberhard W�chter, baritone; Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde; VPO; Otto Klemperer, conductor. Testament SBTB 1365, CD 8. [後半の燃焼ぶりに圧倒されました。]

投稿者 cs3daime : 11:56 | コメント (0)

2006年8月 6日

NSTの放送開始映像 (YouTube)

昨日まで、黙々と執筆・改訂作業です。『アラジン』、『ロビンフッド』について、もう一度内容を点検したりしました。後者ですが、使われているナンバーについてのデータは、結局映画本体に現れるクレジットが一番しっかりしているということになっています。ウォルト没後の作品というのは、本当に相手にされてないんですねえ。それから全部を改めてプリント・アウト。では、明日からまた、ガムバリマス。

ところで、ネットサーフィンしてたら、私にとっては、新潟で観た懐かしの映像がYouTubeにありました。新潟総合テレビの放送開始映像です。朝一番に見ると、結構恐いんですよねえ。あの口とか。

と思ったら、TBSのもあった! このよく分からない、棒の動く映像も、独特の味がありますねえ。

今日、チューリップ・テレビも地上デジタルの試験放送を始めていたのを発見。これで、富山で見られるすべての地上波チャンネルが地上デジタル対応のテレビで観られることになったようです。

そのほか、観た/聴いた/読んだもの。あらら、見事にディズニー関連ばっかり…。

・ロビンフッド (ブエナビスタ DVD) [ずっとメンケン以降の作品を観ていると、年齢層がずいぶん下のように感じられます。プロダクションも予算の限られていることを実感してしまいます。でも、悪い作品じゃないと思います。]
・Atlantis: The Lost Empire (2-Disc Collector's Edition) (Disney DVD). [ジェームズ・ニュートン・ハワードもすこしだけ特典映像に出演。一応観ておいてよかったかも。]
・ブラザー・ベア (OST) [CCCD。スコアのトラックがもっと欲しいところです。ソング・アルバムの余白のスコアという扱い、かな。]
・Pocahontas: 10th Anniversary Edition (Disney DVD). [カットされた "If I Never Know You" が挿入されたバージョンになっています。確かに「ロメオとジュリエット」的な、かなわぬ愛を表現するに絶好のナンバーだったと思われ、後悔したというのも分かります。ただ「音声解説」にあるように、どちらかというと、大人にウケるいう感じもしますね。2枚目のDVDにも音楽についての特典映像がありますが、情報量は案外少ないように思いました。「魔法」という言葉はとても便利だとは思いますが。]
・Sherman, Robert B and Richard M. Sherman. Walt's Time: From Before to Beyond. Ed. by Bruce Gordon. Santa Monica, CA: Camphor Tree, 1998. [本が大きく、図版が多いですが、肝心の文章の方は、ちょっと寂しいかも。他の本にない情報があるから、いいのかもしれませんが。]
・きつねと猟犬 (ブエナ ビスタ DVD) [ラストの部分、セリフを少なめにしてパントマイムで語るのはいいですね。音楽がなくとも訴えるし。世代交代劇の中で、次世代へつながる手応えを感じたという可能性はあると思います。画の方は、おそらく予算の関係とかあったんでしょうけど、全盛期にくらべると、テレビ・アニメに近くなってますね。]
・くまのプーさん 完全保存版 (ブエナ ビスタ DVD)

投稿者 cs3daime : 18:19 | コメント (0)

2006年8月 2日

[CD etc.] テンシュテットの《悲劇的》 etc.

マーラー 交響曲第6番《悲劇的》 クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1991月11月ライブ録音 東芝EMI TOCE-9876・77

着実にリズムを刻みながら、微妙に居心地の悪いテンポ (あるいはややつまり気味の拍節感というべきか) が、大きな効果になっているように思われます。また、音が荒れたり走り気味になることを恐れずに突進していくような運び方であり、聴いている方にも集中力を要求してきます。ダイナミクスのコントラストも実に刺激的であり、静寂の中から突き刺さるように鳴るオーケストラの音の立ち上がりには、常に驚かされます。緩徐楽章では、そういった面白さが出しにくいとは思われましたが、全体として、いかにもライブ一回きりの貴重な記録という印象が持続するような演奏でした。

その他、読んだ/観た/聴いたものなど。

・Stanly-Baker, Joan. Japanese Art. Rev. ed. London: Thames & Hudson, 2000. [一部]
・Green, Howard E. The Tarzan Chronicles. New York: Hyperion, 1999 [音楽に関する記述が多い]
・山尾敦史編、『アイリッシュ&ケルティック・ミュージック』 音楽之友社、1997年。 [あちこち、ちらほらと。]
・ホーム・オン・ザ・レンジ:にぎやか農場を救え! (ブエナ ビスタ VWDS5008、DVD) [実は農場の出る場面というのは、それほど多くないんですよね。予告編だけ見ると、農園の周りでいろんなことが起こりそうなんですが。]
・Schubert, Symphony No. 1. The Hanover Band; Roy Goodman, conductor (Nimbus CD) [これはこれは、やっぱりハイドン/モーツァルトですねえ。いい演奏です。]
・アトランティス:失われた帝国 (ブエナビスタ、DVD) [もっと早い段階から伏線を張っておけば、後半が生きてきたかもしれません。謎が次々と明らかになるという感じにできたと思うのですが、これはどちらかといえば、行ってみたら「あらら、こらら」という感じですからねえ。]
・アトランティス:失われた帝国 (OST) [ジェームズ・ニュートン・ハワードのファンの間では『ダイナソー』とともに、評価が高いサントラのようです。オーケストレーションは、下記『トレジャー』よりも魅力的かもしれません。]
・トレジャー・プラネット (OST) [個人的にはケルティックも入ってて、好きですけどね。テーマによる統一感があります。]
・Smith, Jeff. The Sounds of Commerce: Marketing Popular Film Music. New York: Columbia University Press, 1998. [一部。確かに映画音楽研究では、スコア作曲家に重点が置かれがちですね。「ジャンルにこだわらず広い音楽的関心を」というのはスコア作曲家も言ってますが、なぜかマンシーニの音楽がデヴィッド・ラクシンほど語られてないということはありそうです (もちろんアカデミズム内の話でしょうけど) 。それにしても、ディズニーはCATVチャンネルに対する短い言及だけなんですね。意外…。]

投稿者 cs3daime : 23:52