2006年6月30日
[つなぎ] ネタがないので
YouTubeにて『日曜洋画劇場』のOP・EDの映像が観られます。以前某巨大掲示板経由でも、この映像を観ました。エンディングはもちろん So in Love ですが、演奏はモートン・グールド楽団ではないようです。グールド編曲を使った違うバージョンのもののようです。ご参考に。
http://www.youtube.com/watch?v=T0fCC0VZ95M
以下、とりあえず、最近観た/聴いた/読んだもののリストだけです。
・『にんげんドキュメント』- 「僕だけのじょんから節」(NHK総合、録画DVD-R) [面白かった]
・『御陣乗太鼓:四百年の恐れ今に…』 ホテル ニューまうら制作、VHSビデオテープ。[むかし行った輪島のホテルで演じられていたのとよく似たような感じ。スローモーションの映像が挿入されるのがイマイチ]
・Charles Wuorinen, Symphony No. 3. Japan PSO; Akeo Watanabe, conductor. CRI 149 (LP). [この作品は、けっこう面白い]
・Wuorinen. Two Part Symphony; Chamber Conerto for Tubal; Piano Concerto; Chamber Concertino for Flute and Ten Players. CRI CD 744. [途中まで]
・Wuorinen, Piano Concerto No. 3; The Golden Dance. SFSO; Blomstedt, cond., Garrick Ohlsson, piano. Nonesuch 79185. [途中まで]
・ショナ族のムビラ3 Warner Music Japan (Nonesuch) WPCS-10738. [名盤?。フロリダの大学にあったLPはライナーが紛失していたので、これでようやく中身が分かる。]
・The Music of Turky: The Music of the Whirling Dervishes (Melevi). Anthology AST-4001 (LP). [Side 1のみ]
・マダガスカルの音楽 (FM富士、エアチェック・テープ、星川京児DJの番組) [ヴァリハの演奏、ベゾ族の儀礼音楽、ソディナ (縦笛) 、ロカンガ・バタボなど。独特の味のあるおしゃべり。現地盤を使っているのは良いが、曲の解説がないのは仕方ないか…。]
・『アフリカ音楽 (4) ジンバブエ』 (BBC制作 "Under African Skies"、NHK教育放送の録画、VHSビデオテープ) [30分だけ録画。ジンバブエ独立への闘争、西洋音楽とアイデンティティーの模索など]
・『音楽世界の旅』 - 「アフリカの心 リンガラ (ケニア [ママ] ) 」「勇者の王国 バグパイプの響き (スコットランド) 」 (中京テレビで放送された番組の録画、VHSビデオテープ) [前者は薄い内容。後者は素材として楽しめる]
・『アース・セレブレーション '89』 (NSTにて放送された番組の録画、VHSビデオテープ) [中沢新一、藤井知昭各氏も登場。当時は全国的にも画期的な催し物だったのかな?]
・中村とうよう『大衆音楽の真実』 (ミュージック・マガジン) [一部。おそらくガクシャはいろいろ突っ込み入れながら読むんでしょうねえ]
・Simon Broughton, et. al. eds, World Music: The Rough Guide. [パキスタンのカッワーリを知るために買った本なんですが、なぜか日本音楽のセクションに疑問を持って読んだりしたこともありました。今回はアフリカン・ポップの章をちょっとだけ。]
・Stephen Kern. The Culture of Time and Space 1880-1918. [一部。邦訳もあるようです。なかなか面白い]
・放送大学『音楽史と音楽論』 (柴田南雄) - (11) 「絶頂」と「出発」、 (10) 「古典派=ロマン派」 (放送大学の録画、VHSビデオテープ) [笠原先生のよりも一般教養的な内容。面白い。UHFアンテナなしの状態で録画したため、画質が最悪。誰か録画を観せてくれる人がいないかなあ]
・柴田南雄、『改訂版 音楽史と音楽論』 (放送大学教育振興会、1988年) [番組該当の章]
投稿者 cs3daime : 15:32 | コメント (1)
2006年6月25日
[コンサート] 富山シティ・フィル 第26回定期
富山シティ・フィルハーモニー管弦楽団 第26回 定期演奏会 2006年6月24日 (土) 富山市・オーバード・ホール 18:30 開演
・ヴェルディ:歌劇《運命の力》序曲
・レスピーギ:交響詩《ローマの噴水》
・ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》
・アンコール - プッチーニ:《マノン・レスコー》第3幕への間奏曲、《トゥーランドット》より<誰も寝てはならぬ> (編曲者不明)
指揮:吉田裕史
久しぶりにシティ・フィルに行ってまいりました。初めは1階の上手側・中ほどの席で聴いたのですが、ものすごく音が大きく聴こえました。「あれ、オーバードってこんな感じだっけ?」という驚きにも似た印象です。後半ど真ん中で聴いたら、それなりに聴こえました。
アマチュア・オケに技術的完成度を求めるのは野暮とは思うのですが、一応今回は、そのようなことも含めて、感じたことを書き記しておきたいと思います。
・ヴェルディ:小節の頭が休符になっていて、それから入るフレーズで、ややたじろいでしまうためか、遅れがちになる箇所がありました。勢いでやってしまっても (後半は特に) 行けてしまうので、指揮者に身を任せる感覚でもいいのかもしれません。
・レスピーギ:冒頭、フルートとクラリネットが独奏する箇所、どちらかが楽譜通りではなかった? ようでしたが、全体としては響きもよく、聴き応えがあったと思います。オルガン (電子キーボード使用?) は違和感なかったです。チェレスタも電子キーボードを使っていたんでしょうか? ハープ2台というのは、確かにアマチュア・オケでは調達が大変だったかも。
・ベートーヴェン:木管楽器群と弦楽器群が一緒になる際、ピッチの違いが目立ったように思いました。全体としてアンサンブルの難しさが出た曲だったかもしれません。それでも最後は「力技」で持っていく当たり、指揮者の並々ならぬ勢いに負けてしまった感もありました。第2楽章はテンポの速さに戸惑っていたように感じたのですが、「もしかして、下棒でやった時とかなり違っていて迷っていたのかな?」と勝手に想像して補いました。
・アンコール:指揮者にオケがぴったりくっついていたようで、とても気持ち良かったです。《トゥーランドット》は、時節に合わせてということだったんでしょうか。でも、僕個人は歌も聴きたかったなあ。
なお楽器群相互のピッチの問題については、全演目を通して感ずるものでした。一方、個人的に指揮者の拍節感は好きです。ただ楽器の音量バランスの整理はもっとやっておいた方が聴きやすかったとは思いました。
今後は定期演奏会をやっている強みで、レパートリーをさらに拡大していって欲しいですね。
その他、最近観た/聴いた/読んだものなど。
・Ives Plays Ives. New World→レコ芸
・Wuorinen: Six Trios Naxos→レコ芸
・The Unknown Ives. Donald Berman, piano. CRI CD 811.
・The Unknown Ives, Volume 2. Donald Berman, piano. New World 80616-2.
・Ives: PIano Sonata No. 2 etc. Jay Gottlieb Pianovox PIA 542-2
・ "Satchmo" (CBS Music Video, VHSビデオテープ)
・『題名のない音楽会』 - 「トルコ修交100年を祝す (1) (2)」 (1990.7.1.; 1990.7.8、テレビ朝日制作、NT21で放送したものを録画、VHSビデオテープ) [(1) では黛敏郎がゲストとフランス語で会話する場面も。]
・『音楽世界の旅』 - 「(マダガスカル)」「ヨーグルトとスプーンダンス (トルコ) (中京テレビ制作、TVKで放送したものを録画、VHSビデオテープ)
・『武満 徹 創作の世界』 (NHKで放送されたものの録画。VHSビデオテープ) [私は地方で録画したのでモノラルでしたが、当時首都圏の教育テレビはステレオ放送をすでに開始していたのではないかと思います。「公共放送」なのに地域格差があるのはケシカラン、と思っていた当時の記憶がよみがえりました。]
・柘植元一、塚田健一 編 『はじめての世界音楽』 (音楽之友社)
・『聖書の世界 総解説』 (自由国民社) の一部 [辻荘一によるキリスト教音楽の記述もあり]
などなど。
届いたのは
・大衆音楽の真実II (オーディブック CD版)
・リュック・フェラーリとほとんど何もない (すいません、やっと買いました)
・『伝統芸能で広がる子どもの世界』 (全日本郷土芸能協会)
などなど。
投稿者 cs3daime : 21:28 | コメント (0)
2006年6月20日
[コンサート] 音楽会への招待 Vol. II
ルードヴィート・カンタ氏(チェロ)をゲストに迎えて。高森静香(ピアノ) Concert
6月16日(金)19:00、富山市民プラザ、アンサンブル・ホール
・モーツァルト デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調、K. 332
・ 同 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調、K. 332
・ 同 幻想曲ハ短調、K. 457
・シューマン 幻想小曲集 作品73
・ショスタコーヴィチ チェロ・ソナタ 作品73
ご近所の方が整理券をお持ちということで、(社)富山法人会主催による上記の室内楽コンサートに行ってきました。
その整理券をいただいた方によりますと、高森さんについて、「富山県下でこれだけのピアニストはいない」のだそうなので、その演奏を楽しみに聴きました。モーツァルトのソナタでは旋律線をしっかり彩り、対位法的楽句のみならず随所に現れる反復断片のようなものも積極的に音楽的な面白さとしてアピールされていたようです。耳の良さを感じました。時々ふっとした、間延びするよな空白の一息が挿入されるのが気にはなったのですが、モーツァルトのソナタでは、変に抑制した表現をとることなく大胆に弾きこんでおり、その潔さに感心したところです。幻想曲では、さらにモダン・ピアノの能力を最大限に使うアプローチを行っており、C. P. E. バッハの「ハムレット幻想曲」を思わず思い起こすような、何かにとりつかれたようなモーツァルト作品という雰囲気が醸し出されていました。旋律よりも様々な短いフレーズや調性による緊張感でつなぐ作品ですので、解釈には苦労があったのではないかと察します。
カンタさんのチェロは、先月オーケストラ・アンサンブル金沢の定期公演で聴いております(チャイコフスキーの《ロココ変奏曲》)。ショスタコーヴィチのソナタというのは、おそらく富山ではなかなか聴くチャンスがない演目と思われ、その機会に恵まれただけでもうれしいといえます。それに加えて、カンタさんの演奏も、とても熱の入った充実の演奏でした。この前に弾かれたシューマンの《幻想即興曲》では、ややピアノが大きく感ぜられ、やはりフタを全開にするのはどうかな、と思ったのですが、ショスタコーヴィチの方ではチェロも豊かに鳴り響き、ピアノと協奏する様が見事でした。特にピアノの上下の端の音域に様々なフレーズを散りばめることが多いショスタコーヴィチ作品では、2人の織りなすアンサンブルが見事で、ホール内の聴衆も息を飲むような緊張感を感じていたように思います。子どもさんたちも多くいらっしゃったようですけれど、前半のプログラムより集中力を感じましたし、会場の静寂さにも惹かれる思いがいたしました。
アンコールには、聴き慣れない曲を聴いてくれた子どもたちへのご褒美だということで (と高森さんがおっしゃっていた) 、サン=サーンスの《白鳥》が演奏されました。しかし実は「難しい」「聴き慣れない」と思っていたのは、案外子どもたちではなく、大人の方なのではないかとも思った次第。
全体としては、富山のコンサートとしては、実に充実した内容だったと思います。このシリーズは招待者のみ対象ということだそうですが、ぜひ一般の方にも聴いていただきたいような内容ではなかったかと思いました。
その他、コンサート以外で、最近観た/聴いた/読んだものなど。
・『笛のしらべ 太鼓の響き 躍動する獅子舞 富山県砺波市』 (財) 地域創造、砺波市 VHSテープ。
・『神奈川再発見:相模野の神楽師』 TVKにて放送されたものの録画。VHSテープ。
・『邦楽百選』 - 「打楽器大集合」、NHK教育放送の録画。VHSテープ。
・『伝統をつくる』NHK教育放送の録画。VHSテープ。短い番組のシリーズですが、私が観たのは三味線、箏、尺八の製作過程。
・『極める』 - 「音色を研ぐ」 (能楽の大鼓製作者のドキュメンタリー) テレビ東京の番組の録画。VHSテープ。
・『生涯指揮者 岩城宏之~ベートーヴェンとともにゆかん』 NHK総合テレビ。録画に失敗。
・『邦楽大系12:郷土芸能』、LPレコード2枚とその解説文。
・『オリジナル・ポピュラー・ヒット史 Vol. 1 (1934-45) 、第5・6面 ビクター (MCA) VIM-4。LPレコード。
・ベートーヴェン 弦楽四重奏曲集 第2集 アルバン・ベルク四重奏団 東芝EMI (EMI Classics) DVD2枚。
・『テレビコンサート:アフリカ民族楽器とラグライム』 Music Today '76 におけるネクサス公演の抜粋。NHKで放送されたものの録画。VHSテープ。
・『題名のない音楽会』- 「オブリガートの魅力」 テレビ朝日放送の番組の録画、VHSテープ。
・亀井俊介『アメリカ人の知恵』 ワニ文庫。
・『レコード芸術』2006年7月号。
投稿者 cs3daime : 22:22 | コメント (0)
2006年6月15日
[雑感] NHK-FM、訃報を聞いて
リゲティ氏、岩城宏之氏が亡くなられたというニュースに衝撃を受けました。ご冥福をお祈りいたします。いずれも20世紀音楽に大きな功績を残された方でした。
NHK-FM 放送について、ハード的に古くなった印象は否めませんが、そのソフトは大事ではないでしょうか。クラシックに関しては、地域格差を埋める道具でもあると思います。東京・大阪と違い、北陸の地では、世界レベルの演奏会を日常的に享受できる環境はなく、FMラジオ放送がその役割を担っているからです。もっとも首都圏に住む友人にとっても、東京周辺のコンサートの料金の高さは半端ではなく、おいそれと来日アーチストのコンサートにはいけないそうなので、そういう人たちのためにも、FM放送の存在価値はあるでしょう。
ハードのことを考えてみますと、例えばテレビではUHF波を使った地上デジタル放送が本格的に動いていますし、FM放送も音楽のみを配信する地上デジタルの一波を使うことはできないのでしょうか (教育テレビ放送は2つのチャンネルで別々のテレビ番組を同時配信も行われていますね。ああいう別チャンネルの一つを音声放送専用にできないものか、それをチューナーで受信するようにできないものか、といったようなことです) ? おそらくクラシックを楽しむ層が多くいると思うので、音質向上は喜ばれると思うのですが。
個人的に、今のNHK-FM放送には民族音楽と吹奏楽の番組の復活を強く望みます。もちろん海外ライブ音源もより多く放送すべきでしょう。また、これはおそらく他の方もおっしゃっていると思いますが、民放FMを追わないで欲しいです (何でも「ミンエー化」しないで欲しいというか) 。クラシックや伝統邦楽、演歌、やりましょう。また、メインストリームでは取り上げにくい「隙間ジャンル」の音楽も、お願いします。
また、これはNHK全般に感じるのですが、「公共」放送なのに、ハイビジョンや衛星放送など、一部のお金の払える人のみに与えられるサービスばかりに熱中しているような印象を与えるのは良くないと思います。特に地上波で、やたらとハイビジョンやらBS番組の宣伝をするのはヤメた方がよろしいでしょう。
投稿者 cs3daime : 12:41 | コメント (1)
2006年6月10日
[Misc.] 書く暇が
ここ数日間なかなか忙しくて、Blogに取りかかる暇がありませんでした。ようやく週末という感じです。
ディズニー本の出版は夏休み中は難しいということで、その分、内容を吟味することができそうです。良かった。とりあえずアラン・メンケン以降の作品について、もう少しちゃんとした文章にしていこうと考えています。
また、今月から『CDジャーナル』という雑誌にもレビューを書くことになりました。どうぞよろしく!
その他、引き続き日本伝統音楽のお勉強を。昔やたらとNHKの番組やら録画してたので、映像資料はいろいろあります。学芸時代にはフォノテークという演習室に筑摩書房の『邦楽大系』、図書館に『日本伝統芸能大系』なんかあったので、時々借りてました。フロリダ時代にもレコードをよく借りてたなあ。もっともLyrichordやFolkwaysの日本音楽の録音ってひどいんですけどね。
もちろん購入もしています。先日はユネスコの民族音楽シリーズの1枚から、真言宗大般若転読会(Auvidis/Unesco D 8036) を入手。有名な録音だそうですね。キングの「日本の民族音楽」シリーズも、なんとか取り寄せで (一部中古) 揃いそうです。「楽器玉手箱」と「日本の音風景」が欲しかったんですよねえ。後者はサウンドスケープではなく、物売りの声とかが集められた音源です。
投稿者 cs3daime : 21:42 | コメント (2)
2006年6月 2日
[LP] 日本の伝統音楽など
黛敏郎 古典への旅/語り物音楽への招待 CBSソニー 25AG 500 (LP)
A面は、天台声明、各種琵琶、義太夫、新内などが黛のナレーション付きで紹介されています。『題名のない音楽会』よりも、ずっと「台本読んでます」という感じの、訥々とした感じ。B面の最初は「語り物」のコラージュ。イタコ口よせ、節談説教、デロレン祭文、万歳など、小沢昭一の影響でしょうか (ライナーには小沢昭一と小泉文夫を交えた『てい談』が掲載されてます) 。そのほか、瞽女さん、津軽じょんがら節、浪花節と続きます (コラージュではなく、一つひとつ解説してます) 。
予想していたよりも、あっさりとしたナレーション解説の内容でした。ライナーは小泉さんと大貫紀子さんによるもの。あまり黛ナレーションの内容と干渉しあわないので、かえって勉強になるかも。とりあえず語り物各種について耳でまとめることができるという内容かもしれません。
「郷土の音楽」『中学校の音楽3』 (教育芸術社) グラモフォン・エデュケーショナル (ポリドール) (LP)
学芸時代に図書館から借りたことのあるLPレコード。私はこういう教材用のレコードというのが好きで、特にこういう純邦楽・民族音楽系はオムニバスとしてまとまっていると勝手に思い、よく聴いていました。曲目解説の方もオムニバス盤のライナーという感じで、「現場の先生は、これを使ってどうするの?」という感じがなきにしもあらず (^_^;; もっとも西洋音楽の解説の方は「もうすこしちゃんとした人の方が」とか「教育現場にかかわっている人の方が」とか、いろいろ思わされることが多いです。もう10年近くたっているので、こういう学校教師向けのライナーノートの内容も良くなっているとは思いますが。