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2006年4月29日
[Article/CD/Web] フェルドマン/モリコーネ/戦争のつくりかた
Kyle Gunn, "Where Minimal and Maximal Meet," The New York Times 17 February 2002, Arts & Leisure section, part 2, pages 36 and 39.
掲載当時、「ああ、ようやくフェルドマンも『ニューヨーク・タイムズ』の記事で大きく取り上げられるんだなあ」と感動した記事でした。アンサンブル・アイヴズによるフェルドマンの弦楽四重奏曲第2番のCD [Hat] がリリースされた時に書かれた長めの記事です。タイトルがいかにも人目を引きそうなもので、とりあえず保存はしたものの本文は読んでなかったです (^_^;; いちいちライヒなんかに言及しなくても、と思うんですが、良く書けていると思います (←エラソー) 。クロノスSQが4時間に短縮して同曲を演奏し、遂には演奏することすらも拒んでしまったというのは知らなかったです (^_^;;
エンニオ・モリコーネ 『続 夕陽のガンマン』 (OST) 伊EMI GDM 0156982.→アマゾンでチェック
アメリカに行くまでは映画というものにあまり関心がなかったんですが、「図書館でビデオが無料で借りられるんだし、アメリカにいるんだから」、という消極的な理由でいくつか映画を観ることがありました (おかげで黒澤・溝口映画にも出会ったんですが) 。「マカロニ・ウエスタン」という言葉は知っていましたけれど、実際に作品を観たのはこれが初めてだったと思います。メイン・タイトルに現れる雄叫びのような奇妙なモティーフはマックの警告音ライブラリーに入っていたためかなぜか映画を観る前から知っていて、その警告音がなぜ「Good, Bad, Ugly」という名前なのかを映画本体を観て知りました。
『続 夕陽のガンマン』は、やはり音楽が強烈でした。特に《黄金のエクスタシー》というトラック。サントラを手にして、「あのカメラのぐるぐる回る場面の音楽を」と必死に探してこれだということを発見しました。ネット・サーフィンすると、やはりこれは有名なトラックなのですね。いやはや、体がブルブルしましたよ。意外だったのは、音楽のテンポがそれほど速くなかったことでしょうか。必死になっている場面で、回転の映像はすごく速く感じられたのですが、案外その視覚情報につられてしまったのかもしれませんね。
こういうオーケストレーションや、アドリブをきかせたフレーズの入れ方というのは、ちょっと特異な感じさえします。どうやったらこういう音の組み合わせが浮かぶのか、全く見当がつきません。そしてアメリカのウエスタンの音楽がいかに型にはまっているのかということも実感させてくれます (もっとも馬のギャロッピング・リズムははずせませんけどね) 。Dドリアンってカッコいい!
《黄金のエクスタシー》以外の曲も含めて、映画から離れてサントラだけを聴いても、充分面白いCDだと思いました。最近リリースされた『荒野の用心棒』特別版 (GDMレーベル、GDM 2066) とともに、モリコーネの素晴らしさを満喫できるディスクです。
『戦争のつくりかた』という、ある意味衝撃的な絵本のウェブ版を読みました。自衛隊がイラクに派遣され、その先にどういうものが出現するか、その可能性を直視する内容だと思います。
ちなみに「政府が、戦争するとか、戦争するかもしれない、と決めると、テレビや新聞やラジオは、政府が発表したとおりのことを言うようになります。」というのは、すでにアメリカで体験したように思います。学校の先生とも「今のメディアはおかしい」ということを話したことがありましたから。
投稿者 amekura101 : 2006年4月29日 21:35