2005年7月 9日
アニメから音楽へ
先週からの『Naruto -ナルト-』の「マイ・ブーム」(死語?)に続き(コミックスの方も順次購入の予定)、当アニメのOP・ED曲を集めた『NARUTO -ナルト- ベストヒットコレクション』(Aniplex [Sony Music] SVWC7208~9)を購入。わざわざ初回限定版を探した。きのう車のなかでずっと聴いていたんだけれど、何度も聴いているのは《遥か彼方》という楽曲。ネットで調べたところ、これを演奏しているAsian Kung-Fu Generationは人気急上昇中(私は全くの門外漢なので、前々から人気を獲得しているグループなのかもしれない…それにしても凄い名前ですね)のバンドだそうだ。アニメのOP映像はいつも飛ばしてみていたので、よく覚えていなかったけれど、楽曲の構成や叫びにも似た声の歪み具合も素晴らしく、「近頃のアニメにはこんな曲が使われているの? スゲエなあ」「歌詞はどうアニメと関係してるんだろう」と思いながら楽しんだ。後で調べたら、既成曲を番組で使っていたということか。
その夜、特典DVDにてアニメのOP映像(クレジット抜き)を観た。いつも飛ばしていたので、改めて曲に聴く淀みないエネルギーの放出がOPのイメージと合っていることに驚く。多少歌詞を後ろに押し込まないとミスマッチに思えてしまったのだけれど(まあ70年代のアニソンというのは物語直結型のベタな歌詞でしたからね)、この曲を選択したセンスと映像の見事さを否定するつもりは全くない。
その映像、ハウンドドッグの《R★O★C★K★S》(個人的には、この曲は苦手である)の時の映像に比較して、前半部分におけるキャラクターの動きは限られているし(静止画挿入とCGによる回転にインパクトはある)、映像の物語性は後退しているが、それがかえって強烈な印象となっており、アピールするスタイルを確立していると思った(後半が生きてくる)。ディストーションを施したナルトの画像を一瞬挿入したアイディアにも感心。一方、歌と映像がシンクロしている感覚はクレジットが入ると分かりにくなるということも実感できた(それが良いことなのか悪い事なのかは人によって考え方が違うだろうけれど)。
ヴォーカルの音域は、前半がFを中心としたD~A、後半はF~A(Bb)(※原曲にあるコーダ部分は除く)。特に後半はピアノで弾くとまったく面白くなくなるけれど、声色や微妙なベンディングが力強い表現になっているようだ(ロックは音域の広さでなく狭さで勝負するというのをどこかで聞いたような気がする)。それまでの部分のギターの刻みの音型(サステインの有無の選択?)、つなぎ部分のドラムの音色・リズムの選び方などにも耳が行く。
投稿者 amekura101 : 2005年7月 9日 08:56