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2005年8月17日

ジャイアント・ロボ

NHK衛星第2放送にて上映された『ジャイアント・ロボ』を観る。残念ながらレコーダーのシステムがクラッシュして第3回は観られない。そのうちレンタルで観ようと思う。

率直な感想としては、面白かった。ただ最終回で収拾がつかなくなっている印象はあった(一気にキャラクターが増えてしまった印象もある)。また主人公・草間大作ならびにジャイアント・ロボは物事の傍観者的な役割になることが多く、かつてワクワクして読んだ漫画『鉄人28号』に求めるような、スピード感のあるロボット・アクションは第1話の最初(と第5話の回想場面)くらいしかない。『ジャイアント・ロボ』も原作は少年漫画であろうが、このOVA全体は、やはり「アニメ」に求められるような、思考を促すような、深遠なものを盛り込みがちのような、大人でも観られるような内容ではないだろうか。一方、登場人物におなじみの顔が多いのは横山光輝ファンにはたまらない面白さなのだろう(オープニングにも、毎回違った悪役ロボット--『鉄人28号』に登場していたものも多数?--が顔を覗かせている)。

ところで第1話にミッキー・マウスもどきが出てきているのには気が付かれただろうか。シズマ・ドライブを銀鈴が説明する箇所、ご家庭のテレビに注目されたし。

音楽を書いた天野正道という人、吹奏楽の世界で話題になっている名前だと思っていたら、例の《GR》とかいうのは、このアニメのことを指していたのか! ドニゼッティの<人知れぬ涙>の引用に違和感を感じたけれど、一応セリフと関連付けられていることが分かったので、とりあえず良しとしよう。国際警察機構のテーマは素晴らしい!

ディズニー・アニメをずっと観てくるとオーケストラによるスコアは普通だけれど、いざ日本のアニメに限っていえば、予算の関係でフル・オーケストラは難しいという。なるほど。それにしてもポーランドのオケということになると、「やっぱり費用の面で仕方ないのかな」と直感的に考えてしまう(本当の事情は知らないけれど)。アメリカのクラシックにしてもいわゆる東ヨーロッパのオケに録音してもらうことが多いからだ。ただアメリカのサントラ・レビューを見ると、ロンドン響くらいの音を引き出しているという高い評価もあった(このレビューでは、アニメ音楽のベストの一つともあったなあ。さすがに私はそこまで判断できるほど、アニメの音楽には通じていない)。

それにしても、全7話それぞれにサントラが1枚あるということになると、1話のアニメそのものに占める音楽の割合もかなり高いということになると思う。第1話1時間弱で45分ほどのスコアなのだ。テレビの場合は同じ音楽が使い回されることも多いが、この作品の場合は、全部違う音楽ということなのだろうか。まさに映画並の扱いである。

投稿者 amekura101 : 2005年8月17日 23:05

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