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2006年7月19日
金沢~白川郷~滑川
先日の連休は、東京から友人が来たので、石川~岐阜~富山を旅行しました。
1日目 (7月15日) は富山の中心部を車で周り、そのまま北陸道経由で金沢へまいりました。とりあえず基本ということで、兼六園へ。灯籠のところでお約束の写真撮影を行い、成巽閣へ寄りました。私は特に小さい方の日本庭園が気に入りました。一見いろんなものが混在しているようですが、それだけ訴えるものが私には感じられたような気がします。また2階の書見の間だったかにおける紫の使い方にはっとしました。やけに発色するようなところが、和室の地味なイメージとは異質な面白さがあるように思いました。
その後は金沢城公園へ。石川門は以前も見たことがあったため、今回は菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓を見てきました。しかし、兼六園散策の後、足が疲れてしまいました。印象としては、復元される金沢城に強い関心を持つ方は楽しまれるのかな? という感じでしょうか。
昼食後は金沢21世紀美術館へ。ちょうど「大アンコールワット展」があったので、堪能してまいりました。特に大型のレリーフのようなもの (名称失念!) に彫り込まれた多層の模様に感動しました。おもわず成巽閣でみた欄間も、こういうところにルーツを辿れるのだろうか、などと思ってしまいました。石で作られたものが大半だとはいえ、時代を経てやってきた像の様々に、文明の力を感じます。
その夜は金沢の民宿に泊まり、2日目 (7月16日) は白川郷へ。何度か訪れたことがあるのですが、こんなに混雑した時期に来たのは初めて。通常の有料駐車場ではなく、吊り橋の向こう側の大型駐車場に連れていかれました。しかも入車制限をやっていて、入るのにも20分待たされる始末。
とりあえず今回は国重文になっている主要な箇所を巡り、名物の石豆腐 (五箇山にも五箇山豆腐があります) や、高山でもよく食べる五平餅をいただきました。友人はどぶろく祭の館にて、どぶろくも堪能していました。外で売っているのは「にごり酒」だそうで、「どぶろく」の名称は使えないようですね。
2日目の宿泊は平瀬温泉の白山荘でした。合掌造りの民家にとまるような感じで実に素朴。関東からいらした方も。ホームページにもある通り、料理がおいしかったです。天気が悪かったため、夜はザーザー降りの雨音がすごかったのですが、これも旅の思い出でしょうか。温泉も実に気持ち良かったです。
3日目 (7月17日) は、日帰りで手ごろな場所ということで、富山は滑川 (なめりかわ) 市の「ほたるいかミュージアム」と海老源へ。以前東京からいらした別の方もご案内したことがあります。残念ながらその時とちがってホタルイカはシーズン・オフ。発光ショーもホタルイカではなく、発光プランクトンを使いました。それでもかすかな光はとても印象的で、友人も喜んでいました。冷たい深層水の中にいるカニや海老を触るのも楽しかったですね。海老源についたのは2時半頃だったと思いますが、やはりおいしい魚で満足です。
金沢百万石音頭 日コロムビア GES-12522-CP
古関裕而作曲 (丘 灯至夫作詞) の《金沢百万石音頭》は、西洋の感覚だとG minorになるのです。しかし6度のEbがサビの部分でEナチュラルにもなり、インパクトのある節回しになっているように思いました。また、録音日は不明ながら「オリジナル音源」 (伊藤久男、永田とよこ、三味線:豊吉、豊藤、コロムビア・オーケストラ&合唱団、モノラル録音 [SP原盤?] ) だそうで、戦後の民謡ブームの息吹を感じるような気がします。形式はヴァース/コーラスのポピュラー・ソングのスタイルですね (4コーラス) 。いい曲だと思います。
カップリングは《百万石ぶし》、《加賀場ばやし》《野々市じょんから》の3曲。《野々市…》は村田英雄による歌唱です。Columbia Custom、YAMACHIKUなどのロゴが入っているあたり、地元の方むけに製作されたCDなのかも。
その他、見た/聴いた/読んだ/買った/届いたものなど。
・Kurti, Jeff. Treasure Planet: A Voyage of Discovery. New York: Disney Editions, 2002.
・Tarzan (Collecor's Edition). Disney DVD 19320.
・The Emperor's New Groove (The Ultimate Groove: 2-Disc Collector's Edition). Disney DVD 22311. [特典ディスクの2枚目には、映画の一場面のセリフ、音楽、効果音を自由にOn/Offして体験できるコーナーがある。音楽だけにしてみると、細かいキューと場面の兼ね合いが分かったり、こういう作品で音楽のみを聴くのがいかに大変かというのが分かる。映画本体は笑いの宝庫なので、余計そうなのかもしれない。]
・金沢 ひがし お座敷太鼓 (Victor PRCD-5139) [「にし」の方の盤は買わなかった。ヤマチクで入手。]
・世界遺産 白川郷の民謡 (Move48) [土産品 こびき屋にて購入。白川郷にはこれまで3度訪問したのだが、民謡の音源をやっとみつけた。ここと同じく合掌造りで有名な富山県の五箇山民謡のCDは容易に入手できるのに。《こきりこ》のような全国的「ヒット」がないと売りにくいのだろうか???]
・ショスタコーヴィチ 交響曲第13番《バビ・ヤール》コンドラシン/バイエルン放送SO+Cho/ジョン・シャーリー=カーク Philips (Tower Records Vintage Collection Vol. 2). [これはすごい]
・Kalinikov. Symphony No. 1. The USSR SO; Svetlanov (Venezia CDVE 04242).
・青柳文信 編著、『路上音楽:ストリート・ミュージシャンズ・バイブル』 マガジン・ファイブ、2006年。 [ストリートで収録された演奏を集めたDVD付で、本もとても面白い。そういえば、JASPMの発表で、博多の照和に触れていた人がいたなあ。]
・小杉 泰 『イスラームとは何か:その宗教、社会、文化』 講談社現代新書、1994年。
・小川和佑『唱歌・賛美歌・軍歌の始源』 アーツアンドクラフツ、2005年。
・『レコード芸術』8月号
・『CDジャーナル』8月号
投稿者 amekura101 : 2006年7月19日 18:02
コメント
いやー、本当に楽しそうな旅のようですねー。私も行けたらよかったなー。おいしい、ごはんと、おいしい空気。なんとなんと、贅沢な旅ですねー。
投稿者 しんちゃん : 2006年7月25日 22:08
>しんちゃん さん
コメントありがとうございます。ずっと車を運転していたためか、くた~っと疲れてしまったんですが、車の中での会話も弾み、楽しかったです。
投稿者 amekura101 : 2006年7月26日 18:19