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2007年4月29日
宮城喜久子さん (ひめゆり平和祈念資料館) 講演会
沖縄から富山まで、飛行機で3時間かけて来富された、宮城喜久子さん (ひめゆり平和祈念資料館資料委員・証言員) の講演会「命どぅ宝」 (ヌチどぅタカラ、命こそが一番大事) を拝聴した。場所は岩瀬の喫茶店、にしのみや。狭い店内に50人ほどが、ぎゅうぎゅう詰めになり、KNB (北日本放送) も取材に来ていた (全模様をベータテープで録画していた) 。
沖縄旅行の際、ひめゆりの塔は訪れたし、地上戦については、アメリカのテレビ・ドキュメンタリーや、ひめゆりの塔ちかくの売店で本を買ったりして、多少は知っているつもりだったが、実際に動員され、米軍での収容生活まで体験した宮城さんの話は、文字よりもはるかに訴える力があった。
聞くも無惨な話、と書いてしまえば簡単だが、3000人もの負傷兵の看護にあたり、目の前で死んで行く人を見た時のこと、罵声を浴びせる軍医たちの話、さっきまで仲良く話していた友人たちの死、教科書から「軍の強制性」が削除されるであろう手榴弾での自決…。涙を流さずにはいられなかった。
「人命よりもメンツを優先させた」政府に最も強い怒りを覚えるというのは、むしろ当然の話。そして沖縄では現在も基地問題が続いている。イラクの話にもなり、「武力で平和が訪れることはない。今大切なのは、言葉であり、対話だ」という。現在の政治家が言葉を全く大切にしてないことを考えると、この一言は大きな意味を持つ。北朝鮮を契機に進みつつある日本の軍拡にも大きな危機感を持っておられたようだった。
地元高校の新聞部もビデオカメラを持って取材をしていたようであるが、途中からは呆然と話を聞くだけであり、そっとハンカチで目頭を押させる男子生徒の姿もあった。宮城さんは、こういった次の世代を担う若者たちの参加を、心から喜んでおられるようだった。
富山では6月17日 (日) 13:30から、婦中ふれあい館にて、ドキュメンタリー映画『ひめゆり』が上演される。沖縄ではすでに公開されている作品で、「事実を知った」と評判だそうだ。富山の上映会は、地方の自主上演として、全国初となる。来月は東京のポレポレ中野でも上演されるらしい。
http://www.himeyuri.info/howto.html
投稿者 amekura101 : 2007年4月29日 20:34