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2004年3月10日

富山市立図書館と「レコード・コンサート」

市立図書館中央館が、開館と同時に「音楽資料室」を設けていたのはご存じだろうか。まるで東京文化会館のようだが、6階の静かな場所に、レコードを鑑賞する設備があった。私も一度訪れたことがある。東京文化会館の音楽資料室のように自分で操作できないのが不満ではあったが、ペンデレツキのクリスマス交響曲をリクエストしたこともある。

またかつてここでは市民のためのレコード鑑賞会を開いていた(これも東京文化会館みたいだ!)。「ステレオコンサート」と呼ばれたこの会、クラシック音楽やポピュラー音楽のレコードを毎週土曜日の2時から4時まで、みんなで集まって聴いていた。

この鑑賞会のために配付されていた、解説を書いたあったパンフレットは現在も図書館に保存されていて、これがなかなか面白い。一時期は25人近くも訪れる会になっていて、富山のクラシック音楽ファンを作り出す場になっていたのかもしれない。

その後CDになって貸し出しも行われ、鑑賞会の意義はなくなったと見て、もはや鑑賞会は行われなくなったようだが、本当にそういう音楽の鑑賞会を開く意義はなくなってしまったのだろうか? 私は今こそ、こういう試みが必要なのではないかとさえ思えてくる。例えばDVDを使ったオペラやバレエの鑑賞会などは、舞台芸術に対する地元の方々の理解を得るには良いのではないだろうか?

投稿者 amekura101 : 2004年3月10日 09:05