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2005年11月 6日

最近聴いたもの、読んだもの、雑感

小沼純一 ミニマル・ミュージック:その展開と思考 青土社、1997年。

学会でお会いした学生さんの一人がミニマル・ミュージックで修論に取り組むというので、本棚から取り出して読んでみる。訳文のような箇所があるのは気のせいだろうか? ミニマルについては、この4人の後に何が起こっているのかということが、これから記述されていくのだろうな、と思う。

ストラヴィンスキー 交響曲変ホ長調 作品1 作曲者指揮コロンビア交響楽団 米Sony Classical SM2K 46 294

ストラヴィンスキーの自作自演集の第4巻。リムスキー=コルサコフというかチャイコフスキーというかミャスコフスキーというか。でもリムスキーは「重過ぎる、トロンボーンの中音域を使うときは気をつけるように」と言ったそうだ(ストラヴィンスキー自身によるライナー)。第3楽章とかのことだろうか? でもグラズノフが「とても素晴らしい、とても素晴らしい」といったのがなぜ「悪い前兆」だったんだろう?  テープに若干の転写あり。

この全集、買ったはいいが、全然聴いてないなあ。学会で出会った学生さんが、ストラヴィンスキーの後期について論文を書くといったのを聞いて、興味をもったので、出して聴いている(あ、交響曲は山尾さんのBlogで触れられていたので聴いている)。先日はハンス・ロスバウトの《アゴン》(仏Ad・s)なんかも聴いていたのだけれど、新古典主義というのは、結局古典派への回帰ではなくて、バロックへの回帰であることを再認識…。

John Williams and the Boston Pops Espranade Orchestra (Live at Tanglewood). WCRB-FM, Boston, 31 August 1993.

以前探してみつかったもの(8.29.の項)と同じ日のコンサートのちょっと前の部分をエアチェックしたテープを発見。相変わらずノイズの多い録音。内容はCowboys Overture(最後の部分だけ)、JFK: Theme, The Motercade/Arlington (Timothy Morrinson, trumpet -- 冒頭のソロに小さな傷あり)、Star Wars: The Imperial March, Princess Laia's Theme, Main Title. しかしまあ、WCRBはいつも受信が悪く、雑音もひどいなあ。

津堅信之の『アニメーション学入門』(平凡社新書)をナナメ読み。アニメ・ブーム時代の商業誌に書かれたもので、研究と呼べるものはほとんどないというのは分かるけれど、一方でこれに限らず、商業誌にはアニメ制作者の文章がたくさん掲載されているはずだ。国会図書館の文献目録だと、どうしても、こういった商業誌における記事を探すのに限界がある。ポピュラー音楽に首を突っ込んで私もようやく自覚することになったのだが、ポピュラー音楽の資料というのが、そもそも大学にほとんどないという気がする。地方自治体の図書館においても、どれだけ事情が違うのだろう。いや、どこかに所蔵されているとしても、それらを検索する仕掛けが出来ていないと、みんながみんな国会図書館にいって、雑誌を一つ一つ引っくり返してみるという訳にもいかないのではないだろうかと思うのだ。資料集めの段階の労苦はできるだけ少なくし、クリエイティヴな部分に早く行かなければいけない訳だし…。

投稿者 amekura101 : 2005年11月 6日 17:41

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