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2006年1月29日
[CD] ノリントンの《英雄》 (旧) ほか
ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調 作品55 ロジャー・ノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ 英Virgin Classics 5 61943 2 (5 CDs)
《英雄》といえば、ロマン派の授業で「英雄主義」を語る時、槍玉に上げられる作品です。私も「19世紀の音楽」という授業でやりました。担当のダグラス・シートン博士がこのノリントンの演奏を使ったのですが (図書館からではなく、ご自分で買われたCDだったようです。もちろんReflexeのレギュラー盤) 、英雄の葛藤を表現する和音の部分や第1主題を現代の平均律で調律されたピアノで弾いた後、このCDを聴いたのでした。ところが、ノリントンの旧盤は古楽器を使っていてピッチも低いので、さっきピアノで弾いた変ホ長調とのずれのために、自分の音程感覚に狂いを感じてしまいました (CDの演奏がニ長調に聞こえてしまったようです) 。どうやら先生も含め、クラスの大半も同じことを感じたようで、シートン博士も気まずい顔をしていたのを覚えています。
調性とピッチは本質的に違う問題を扱っているんでしょうけれど、一方で、例えば特定の調によって醸し出される曲想が作曲者によって敏感に作品に反映されていたのであれば、このピッチの違いというのも、結構大きな問題になるんでしょうか。
昨日・今日とモートン・グールドの《フォール・リヴァーの伝説》を聴きました。『レコ芸』はシャーマーホーン (Naxos) 盤ですので今朝はそれを、昨晩はこれと比較してローゼンストック盤 (Albany) を聴きました。《ジキルとハイド変奏曲》もLP (←画像、米RCA Victor LM-2264) を買ってしまってあったので、CD-Rに落として何度か聴きました。
あとはテリー・ライリーの音源をいくつか。昨日はAmerican MavericksにあるComposer's Voiceというオン・デマンドのファイルを聴きました。ライリーも本当に幅広い作風で書いています。先日新宿ユニオンで入手した "Ten Voices of the Two Prophets" などは、最近のライリーの活動につながるような音のようですね (シンセ使ってますが…)。CDが出ているのも知らずカット盤を高い値段で買って、損した気分…。
午後はジェームズ・ホーナーのBio. を調査。『アメリカ物語』から『バルト』まで、たくさんのアニメをやってます。まあ今じゃあほとんど忘れ去られてしまった部分の経歴なのかもしれませんが。『リトルフット』の主題歌、ダイアナ・ロスの "If We Hold On Together" は名曲ですねえ。 ホーナーがスコアからのメロディーをつないで歌にしています。サントラ・ファンの間では、この『リトルフット』を高く評価するようですね。
投稿者 amekura101 : 2006年1月29日 16:15