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2006年2月16日

アメリカ音楽・アニメ音楽

今日は富山高校にて、高校の先生方を相手に1時間半ほど講演を行いました。クラシックを中心としたアメリカ音楽の歴史と、アメリカにおける日本音楽の受容の話など。高校時代の恩師もいて、けっこう恥ずかしかったです。現場で活躍されている諸先生方から「先生」と言われるのも冷や汗もの(そんな柄じゃないからなあ)。最後までおつきあいいただき、感謝、感謝です。ポピュラー音楽では、例のグローヴの定義を開陳し、それについては面白く聴いていただいたようでした。

私を講師としてくれた友人によると、音楽の実例がやや短かったのが残念とのこと。事前に時間を計ってなかったため、ちょっとあわてて進めてしまったようです。時間は充分あったようだから、次回は時間をしっかり取ろうっと。

帰ってきてからは、Film Music RadioのForeign Focusを聴きました。日本のアニメの特集がオン・デマンドで聴けるんです。しかしまあ、すごいフレンチ・アクセントのあるラジオホストだなあ。久石譲は宮崎アニメで有名ですが、続けて聴くと、ちょっと飽きてしまいました (ファンの方ごめんなさい)。それに『ラピュタ』はやっぱり改訂する前の方が好きですね。その他『スチームボーイ』『メトロポリス』はまだ観ていないので、けっこう新鮮。特に後者の音楽としてディキシーランド・ジャズだけ聴くと、これが映画音楽なんだってことは、まるっきり忘れてしまいました。

ちなみに次回のアニメ特集では「スペクタキュラーな『宇宙戦艦ヤマト』のスコア」をやりたいそうです。まじでぇ~。

これを打ちながら、今度はブルース・ブロートンのインタビューを聴いています。面白い。この人はディズニーの『ビアンカの大冒険:ゴールデンイーグルを救え』以来すごい気になっているんですが(番組でも《メッセージ・モンタージュ》が紹介されています)、このインタビューの間に聴かれるアニメ以外の作品も、とても面白いです。オーケストレーションに関して、彼はかなり細かく指示を書き込むそうですが、それならオーケストレーションも含めてのほとんどすべてが彼の才能なのだなあ。

投稿者 amekura101 : 2006年2月16日 17:47

コメント

こんにちは。
谷口さんのアニメ音楽探究の成果がまとまるのを楽しみにしています。
宮崎駿は「手塚治虫が低コスト低クオリティのテレビ・アニメを作ったから、日本のアニメはダメになった」というようなことを言っていましたが、音楽にかんしては、手塚さんのほうが目利きだったかもしれませんね。

投稿者 genki : 2006年2月17日 11:13

>genkiさん

ありがとうございます。昨日は『101匹わんちゃん』を見ながら、繰り返し現れる動機についてメモを取ってました。ところでこの映画のサントラ、なぜか国内盤ってないんですね。

東映動画が『西遊記』をやったとき、手塚さんは企画の段階から「ここはジャズ調で」とか「ここは歌わしてほしい」とか、いろいろ注文したらしいです。また早くからテレビアニメをやりたいと東映の方にも打診していたみたいですが、「やめた方がいい」とかなり言われていたとか。テレビ・アニメは半分意地でやったようなもの、という証言もどこかにあったかもしれません。

宮崎監督は、手塚さんの漫画はいいけどアニメは…ということを、あちこちでおっしゃっておられるようですね。

投稿者 amekura101 : 2006年2月17日 12:36

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