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2004年10月 4日
ゾーンとガーシュイン
John Zorn "News for Lulu." Hat Art CD 6005
バップ時代に不当に軽視されたミュージシャンたちの楽曲を集めたものとある。もちろん楽しいアルバムであることは確かである。しかしこのCDをどのような文脈で捉えればよいのかが、私には掴めていない。そもそもそういう「文脈」を考えること、あるいはカテゴリーや歴史の中の構成員として楽曲やアルバムを考える作業そのものが、「ガクモン」的なのかもしれない。
一体それが何のために必要なのか、ゾーンについて何かマトモなことを発言せよという使命が与えられた時、それが必要になるのだろうか。
トラック4辺りまでは割合のんびり聴いていた。しかしトラック5はいろんなスタイルが錯綜するゾーンらしい音楽に触れたと思う。とりあえずトラック7まで聴取。
メモ:「ほとんど目を覚ましている間じゅう、世界中のあらゆる音楽を聴いたり、聞かされたりしているが」(清水、325)
--これは本当だろうか? テレビやラジオをつけない限り、それほど音楽は聞こえてこない。少なくともここ富山ではそうだ。シンガポールのヒットソングやコンゴの伝統音楽が街中で聞けるだろうか? ブラームスやヒンデミットの声楽作品が聞こえてくるだろうか?
『Modernity at Large』にあるような、メディアスケープというのは、街に実際に溢れ出るヒットソングやジングル、テレビCMのテーマ、それに加え、レコード店に溢れる、それ以外の多種多様な聴いたこともないCDジャケットのデザイン、車中で偶然聴いたピーター・バラカンのDJの番組(結構面白いですね、この人の番組)、その他いろんなものが混ざり合って形成されていくのではないだろうか???
街に溢れる音や音楽というイメージ、例えば富山ならば家電量販店で似たような体験ができるのかもしれない。
Gershwin Plays Rhapsody in Blue: First Recording 1924 from Rare Piano Rolls. Biograph BCD 106
MTTがジャズ・バンドとガーシュイン自身によって記録されたピアノロールとを共演させたCDを作っていたが、その録音に使われたのは、このロールだったのかもしれない(未確認)。ちょっと打鍵がたどたどしいところが似ている。独奏するタイプの演奏であることは間違いない?
投稿者 amekura101 : 2004年10月 4日 21:51