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2004年11月20日

アーロン・コープランドのアメリカ

G. レヴィン、J. ティック共著、奥田恵二訳 東信堂、2003

私が帰国するちょっと前に原著が出たので、割と速く翻訳されたのではないだろうか。もともとの本のサイズはこれより大きめでカラー図版もずっと多かったように記憶している。そのためか、原著と訳本は、値段的に、それほど変わらないのではないだろうか?

本書はたしか美術館における展示のためのパンフレットがもとになっていたと思う。文化史や絵画、舞台芸術関連からコープランドにアプローチしたもの。いずれきちんと読んでみたい。NHKのBSでは12月にドキュメンタリーも放送されるようだ。PBSで放送されたものだろうか?

今日はDaniel Goldmark and Yuval TaylorによるThe Cartoon Music Bookも眺めている。日本のアニメの音楽についての一章もある。論文っぽいものからエッセイのようなものまで、文章の内容も様々。Carl Stallingのインタビューは特に貴重らしい。そういえば、ジョン・ゾーンがCarl Stallingを高く評価していたそうだ。

ラジオ放送は12月分の準備。今年もクリスマス特集。宗教プロパーでなくて、バラエティー系(?)にする予定。カンゼル/シンシナティのCDを使ってなかったなあ。メル・トーメのCDも買っとくべきだった。

楽しんで聴いているのは、チェリビダッケ/LSO公演ライブCD(日[?] Concert Club CC11、11枚組)。テンポの遅いことがチェリビダッケのトレードマークのように考えられている。確かにこのアンソロジーを聴いても、ゆったりとしたテンポのものはあるが、ミュンヘン・フィルのものほどエキセントリックでないように思う。音楽の流れは極めて自然。もちろんミュンヘンのものには、じっくりと噛みしめる味わいがあり、それ特有の面白さもある。ただチェリビダッケを多く知らないと、面喰らってしまうことも充分に考えられそうだ。友人に「僕は最近チェリビダッケを聴いている」と言った時、随分変わったものを聴いているな、という反応を彼がしたことを思い出した。しかし、今回のLSOコレクションを期に、古本屋にクラウス・ウムバッハの本を注文することにした。

LSOとの演奏、6枚目のCDから始めている。ワーグナー/《タンホイザー序曲》など、大げさな身ぶりを感ずることなく、むしろ地味でもあるが、冒頭の盛り上がりが帰ってくる部分におけるオブリガードのヴァイオリンが非常に美しく効果的である。モーツァルトの《プラハ》交響曲もまっとうな好演。個人的には、シベリウスの《エン・サガ》にも魅力を感じた。これから他のCDを聴くのが楽しみである。

投稿者 amekura101 : 2004年11月20日 14:45

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